前回、キャサリンとメーガンのときは到着とほぼ同時に希望者が現れていたため動画を作成しなかったので、今回ひさしぶりにアップした。
この動画へのリンクはレスキュー団体に送ってあり、まもなくサイトに掲載されることになっているが、それはしばらく遅れてもいいと俺たちは思っている。
希望者が現れる前によく考えておきたいことがあるからだ。
それはまあアレだ、俺たちが飼うっていう選択肢があるかどうかについてだ。
もともと俺たちがフォスターペアレントを始めた理由は、ささやかな社会貢献と同時に、自分たちが飼う子さがしでもあった。
で、ジャックラッセルは我が家的にはウエルカムな犬種のひとつ。
姿かたちが好き。そして、サイズが小さいほど海外引越のとき客室に連れ込れて乗れる可能性が高いこと。貨物として運んだ場合、世界中で信じられない事故がおこっていることを(かみさんの先輩職員たちから死ぬほど聞かされて)知るにつれ、連れ込み可能なサイズに大きく傾いている。
ただしそのためにはチワワやトイプードルほど小さくてはならず、ジャックラッセルではほぼ不可能なんだが、ミックスであるレジーは、チワワの血も考えられるほど小柄であり、これくらいだったら行けそうな気もする。
まだ5ヶ月だから、これからどんどん成長しても驚かないが、なんとなくこの子はたいして大きくならないという予感もあり(現在4kg)。
もしも獣医さんに見せたら「この子は6ヶ月過ぎてるねえ、大きさはこれくらいでストップかもねえ」なんてことにならぬでもない?
てなことを考えているところのため、普段だったらイラつく広報の遅れが今回にかぎっては微妙に歓迎というわけだ。
ジャックラッセルが我が家に向いていないとすれば、それはエネルギーの大きさだろう。
一般的にジャックラッセルはテンションが高く、かなりエネルギーを放出させてあげないと心身の健康が保てないといわれている。
俺たちはもっと穏やかなワンコを求めているため、その意味でジャックラッセルは不適格なんだが、生きものはすべて個体差が大きく、全員がハイテンションというわけじゃない。
ましてや大人しい血を受け継いだミックスだったら、「静かなジャックラッセル」はいくらでもいるだろう。
たぶんレジーもそのひとりだな。だってこいつ、運動とか興味なさそうなんだもん。散歩に連れ出しても駆け回るということがほとんどない。
工事、クルマ、ジェット旅客機やヘリコプターなど都会の騒音に慣れていないせいでビビっていることは確実だし、なにしろ幼いから「地」が出てきていないのかもしれないが、とりあえずテンションめっちゃ低い。
こっちが誘いをかけて走りだすと、2~3回に1回はついてくるが、10メートル行かないうちに止まってしまう。
一方で、すこぶるつきの甘えん坊、人の膝の上で静かに過ごしたいチワワ・タイプであることは明白。
その意味ではちょっと度が過ぎており、さすがの俺たちも「もちょっと走ってくれたらねえ...」と苦笑いするほど変なラッセルだ。
そんなこんなで迷いもある楽しい日々。
レジーったら誰からもらったものか知らないが、左側のヒゲは黒く、右側は白くて可愛らしい。
この子がどこの子になるかわからないが、「変なラッセル」ぶりを十分に理解して愛してくれる人のところへ行ってほしい。
トイレが近くなると窓際に座り込み、キュウキュウいって知らせてくれるようになったから、ほんとに助かってるよー。
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この子にしなさい!と私の心の中でも囁きが(笑)
おとなしい子ならいいじゃありませんか〜見た目は犬らしい犬、
こんな可愛い子、そんなにいませんぞ〜