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2019年からの世界 人類の未来 地球という場所の真実

赤く歪んだ月ばかり… : 世界中で赤黒く輝いた2019年最大のスーパームーンと「地球上空で笑う爬虫類人間」を見て何思う

投稿日:2019年2月21日 更新日:

2019年2月19日 凍結した米スペリオル湖と赤く歪んだスーパームーン


thomas spence




 

アメリカを赤く染めたスーパームーン

2月19日は、世界各地でスーパームーンが観測された日でした。

スーパームーンというような大仰な名称がつけられていますが、これは、月が地球に最も近くにあるときの満月のことでして、そのためにふだんより大きく明るく見えるというだけのことではあり、それ自体は、ある程度頻繁に起きることです。

この 2月19日のスーパームーンは、今年観測できる中で最も大きくて明るいものだったそうで、tenki.jp の記事によれば、 2月19日の満月は、最も小さい時と比べて、直径が 14パーセント大きく見え、明るさは 30パーセントも強く輝いて見えたのだそうです。

まあしかし、スーパームーンという現象だけなら、特にどうということではないのですが、今年 2019年は、スーパームーンと、皆既月食(ブラッドムーン)が同時に起きた「スーパー・ブラッド・ムーン」という月の現象から始まった年でありもありました。

そして、その今年 1月21日は、以下の記事で取りあげさせていただきましたように、皆既月食は、「主にアメリカを血のような赤で照らした」現象となりました。

2019年最初の「赤い月」はスーパーブラッドムーン。そしてその皆既月食の血の色はアメリカだけを照らした

下の地図は、1月21日に、スーパー・ブラッド・ムーンを観測できた場所で、赤の国や地域だけで、血の月(皆既月食)を見ることができました。

2019年1月21日にスーパー・ブラッド・ムーンを観測できた地域


timeanddate.com

それから約1ヶ月後の 2月19日に、またスーパームーンの日がやってきたのですけれど、これがまた世界中で、

「赤くて歪んでいるスーパームーン」

の投稿や報道がとても多い日となりました。

冒頭のアメリカのスペリオル湖で撮影されたスーパームーンも、見事に赤く、そして歪んでいます。

拡大しますと、月というより、「核爆発」のような雰囲気があります。


thomas spence

月が赤く見えるのは、見ている角度が浅い場合、つまり地平線や水平線に近い場所に月がある場合は、大気の厚さと光の色の通過度との関係で、ある程度赤く見えるのは普通のことではあります。

また、月が「歪む」のは、大気の中に冷たい空気と暖かい空気が混在している場合など、蜃気楼的な原理で先ほどのスペリオル湖の歪んだ月のようなものも稀に見られることもあります。

というようなに、月が真っ赤であっても歪んでいたとしても、それそのものは現象としては異常でも何でもありません。

・・・ですが、 2月19日には、そんな月があまりにも多く撮影されていたのでした。

少しご紹介させていただきます。

 

2019年2月19日 世界各地の赤くて歪んだスーパームーン

2月19日 米ニューヨークの真っ赤で少し歪んだスーパームーン


Gary Hershor

2月19日 ロシア・ペルム市の歪んだ赤いスーパームーン


Sergey Boldenkov

2月19日 スイス・ロルシャッハーベルクの歪んだスーパームーン


Andreas Walker

2月19日 米ワシントン D.C.の真っ赤なスーパームーン


abc news

2月19日 アルゼンチン・ブエノスアイレスの歪んで赤黒いスーパームーン


Newsweek

 

このくらいにしておきますが、特にアメリカのニューヨークとワシントン D.C のスーパームーンは、異様といっていいほど赤く、ここまで月が真っ赤に見えるというのも、そうそう頻繁にあることではなさそうです。

特定の主義者を名指しする言葉に「アカ」という言い方がありますが、アメリカの未来もそのようになっていくのかな、というようなことを、ふと思ったり。

ちなみに、その翌日に、これは撮影された正確な場所が書かれていないのですが、世界のどこかで以下のような「現在のアメリカ的な雲」が撮影されていました。

2月20日にどこかで撮影された雲


Muhammed Emin Kizilkaya

この投稿者の方は、英語でコメントを残していて、

「雲の新しい分類ができました。それはこの " Mr. T 雲 "です」

というように「ミスターT」と書かれていました。

すでに、名前そのものさえも書くことを拒否している人たちがたくさんいる感じのどこぞの大統領のシルエットの雲が「赤いアメリカ」の翌日に出現していたというのもまた、なかなか風情があります。

 

そういえば、最近もっとすごいものを見ました。

2月15日の地球の「大気の流れ」を示した地図なんですけれど、下のようになっていたのです。

2019年2月15日の北半球の大気の流れ


Claus Ron Dellgren

まあ、顔・・・なんですが、これは海外の SNS では「空にスマイルが」などというように話題となっていまして、確かに笑ってはいますけれど、そういうスマイルとかの可愛いほうのニュアンスは少しも感じなく、私は、

「これ爬虫類の笑いじゃないかよ」

と思わず呟きました。

なお、場所が少しわかりにくいかと思いますが、上の領域は、地図では下の範囲となります。ここが「爬虫類の顔」となっていました。


Google Map

右目が、アメリカ五大湖からカナダのハドソン湾くらいまで、左目が、ロシアのモスクワのあるあたり一帯、口は南米とアフリカの間の大西洋あたりですかね。

というように、この数日は、現象の主役であったスーパームーンの周囲でも、いろいろな様相たちが出現していました。

私は、自然の状態と、世界の様相を重ね合わせて考えるのが好きな人ですので、いろいろと考えることもありました。

まあ、普通に考えれば、たとえば、月の状態と「歴史の転換点」を重ね合わせる、などという考え方は、どこまでもオカルトに過ぎません。

それでも、ちょうど 1年ほど前の以下の記事で、 2018年から 2020年あたりは、日本の過去において、大きな歴史の転換点と月の現象が重なっている時と似ているということを書かせていただいたことがあります。

150年ぶりに「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が出現する : 前回の1866年は江戸時代が消える日本の近代史上最大の転換点の時だった

 

ですので、2019年から 2020年あたりは、なにか大きな変化や、あるいはその徴候となる出来事が、おそらくは必ず起きると考えています。

とはいえ、私自身は、一般のニュースをあまり見ないために、ますます社会の動きのほうに対しては疎くなっていまして、世相とか国際情勢とか日本の現状なども、いろいろ知らないことが増えていますが、それでも今、世界は、全体として「何かの方向」に向かって突き進んでいるのだろうなあとは感じます。

それがどんな方向なのか、具体的にはわからないにしても、漠然とはその様相はすでに浮かび上がってきているのではないでしょうか。

In Deepのカテゴリーの、

2019年からの世界

2018年からの世界

などに並ぶタイトルの文字の連なりは、近い未来の世界を漠然とながらも指し示しているように感じます。

そして、それと共に、強烈な自然の現象や様相や状態は、今後もさらに激しく出現していくことも疑う余地がないですし。

とはいっても、いろいろと起きる社会の出来事や自然現象に心をすべてもっていかれては、波に飲み込まれるばかりですので、何が起きても、あまり深刻にそこに入り込まずに、できるだけ平静に穏やかに生きていくのがいいのではないかとも思います。





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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