ある人は言う、
与えられた仕事を当たり前に、淡々とこなしてゆけば、
心が乱れることなく、穏やかに過ごせます。と。
また、ある人は言う、
与えられた物事に疑いを持たないと、
悪い奴に利用されますよ。体制に丸め込まれますよ。と。
ある人は言う、
善行を自慢することなく、慎み深く生きなさい。
そうすれば神様も守ってくれますよ。と。
また、ある人は言う、
神様は基本的には人生に介入しないのだから、
願いがあるならば声に出すくらい明確に助けを求めなさい。と。
なんでこんなに違っちゃうのか、
矛盾みたいなものを解消できないものかと、考えようとしたら、
ふと気がついた。
4者とも、とても真面目なのだ。
見解が違っていても、どれかが間違いということはない。
4者それぞれ、真面目に信じているのだ。
思想の統一なんて出来そうにもないし、
出来たとしても、一瞬だけです。きっと。
違いなんてどうでもよくなった。
で、ある意味、信じるものがある人がうらやましいです。
こういった信念に属したことのない自分が、
ちょっと寂しいとすら思っちゃったよ。
そんなことを思いましたとさ。
また来年だーね。
んでまず。