『 驚異の超科学が実証された 』

～ 精神エネルギーの奇跡 ・ その真実 ～

政木和三

 

 

第3章 前世と深い縁の判明

 

● 作曲も演奏も学ばずに、作曲しピアノを演奏

 

 

【 ロウソクに出現された観音様 】

 

 

 

　平成三年（一九九一年）八月二七日、大阪ロイヤルホテル光琳の間において、私の作曲した三八〇年前の思い出の曲を、梅谷忠洋さんの編曲によって、

　『組曲 輪廻』

　と題してご披露する演奏会がもたれました。

　梅谷先生のなごやかな司会によって、私もステージに呼び出されて、紹介されました。

　『この政木先生とは、十数年前に、私が

　「おもいで酒」

　を作曲した際、大阪大学工学部へ伺ったときに知り合いになりました。

　そのとき政木先生は、フーチパターンによって

　「そのレコードは一八〇万枚売れますよ」

　と、おっしゃったが、小林幸子さんが唄って、本当に一八〇万枚売れました。

　政木先生は、音楽にはまったくの素人ですが、三八〇年前に、ご自分が琵琶で演奏していた曲を思い出して作曲されました。

　政木先生は、ピアノのけいこをやったこともありませんが、ピアノの前に座ると、自然に演奏できます。

　では一度実験してください』

　その言葉で、私がピアノの前に腰をおろすと、鍵盤が小さくなり、五センチにも足りないように見えました。

　それからあとは、自分の意識ではなく演奏がはじまりました。

　心のなかで

　『今日は少し欲望があるので、あまり出来はよくない』

　と思っていましたが、その気持ちだけは今も残っています。

　大きな拍手を受けて、私がステージからおりると、一人の婦人が握手を求めてきました。

　目に涙がいっぱいでした。

　『あの演奏はどうしたのですか？』

　『私がピアノの前に腰をかけると、ドイツ人の音楽家が後ろへきて、ピアノを弾いてくれたのです。

　私は何をやったか覚えておりません』

　そのとき

　『政木先生、きてください。

　一三番テーブルに観音様が発生しました』

　と大きな声がしました。

　そのテーブルに行くと、テーブルの真ん中のロウソクが火の位置よりも上に高く盛り上がって、きれいな観音様が立っていました。

　その席の人が

　『私がいただいていきます』

　といって、炎を消しました。

　その翌日、私はピアノ演奏のビデオテープを見て、びっくりしました。

　私の手が頭より高く上がって弾いているのです。

　それは、私にはまったく意識のないことだったのです。

　後日、東京のある人から手紙を受けとりました。

　それをみていただくことにしましょう（原文のまま）。



　『拝啓

　先日は素晴らしい音楽を拝聴させて頂き誠にありがとうございました。

　先生にお目に掛かれましたのも初めてでしたが、あの様な音楽を聴かせて頂きましたのも初めての体験で、ただ感動でございました。

　しかし、あの時の音楽は何だったのでしょうか。

　先生がピアノをひかれた瞬間から身体がカーッと熱くなり、引き続いて梅谷、浅井両先生の演奏会が終るまで続いておりました。

　私の体験から後にも先にもあの様な経験はございません。

　あの音楽は何ゆえにあのような現象が起るのか、ぜひ教え頂きたく存じます。

　また、先生の御著

　「精神エネルギー」

　を読ませて頂きました。

　あの様な不思議なことをなぜ神は政木先生のような方にのみ起させているのでしょうか。

　例えば、今の人類は自己欲が強く他人への想いやりなど無い風潮がありますが、こういった人々に因果の法則をさとらせ、神仏の存在を知らしめるならば、悪いことなどできなくなり、慈みの波動を出す人々が増え、地磁気に良い影響が起るということになると思うのです。

　この人類終末といわれる時、神仏が目に物を見せて、人類の想いをヒックリ返すようにはなさらないのでしょうか。

　何かのご意図があって特定の人にのみ奇跡を与えておられるのでしょうか。

　お教え頂ければ幸いです。

　又ぜひ一度先生の研究所にお訪ねして、お教えを頂きたいと願っております。

　真にありがとうございました。

　敬具　』



　私はピアノのけいこをしたこともありません。

　私が最初にピアノを弾いたのは小学校の五年生ぐらいのときです。

　その当時、三八〇年前の曲を弾いており、その演奏と現在の演奏は同じだと思っています。

　その曲を一年前に思い出して、五線譜に記録したのが、下の譜面だったわけです。
 

　作曲した譜面を机の上に置いたとき、音楽の専門家が入室して、それを見るなり、

　『あなたは作曲法をやったのですか？』

　と尋ねられました。

　『私は全然やっておりません』

　と答えると、

　『でも作曲法どおり、きちんと出来ておりますよ』

　といわれました。



政木和三先生によるピアノ御演奏模様
（講演会動画37分19秒以降です）

 

 

 

驚異の超科学が実証された
KOSAIDO BOOKS
初版発行：平成5年4月15日
13版発行：平成6年11月30日
著者：政木和三
発行者：櫻井道弘
発行所：廣済堂出版
　　　　〒107 東京都港区赤坂 6-17-5
　　　　電話 03(3584)7610（営業）
　　　　　　 03(3584)6123（編集）
　　　　振替 00180-0-164137
印刷所：株式会社　廣 済 堂
編集担当：松田順三
ISBN 4-331-00604-2 C0240
© 1993 政木和三
Printed in Japan

 

 

　政木先生とのご縁の始まりは、
昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
（実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです）
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
（改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて）
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 

 

　政木和三先生の廃刊御著書

『驚異の超科学が実証された』

～ 精神エネルギーの奇跡・その真実 ～

 

を現状のブログデザインに合わせて

再び掲載させて頂いております。

 

 

　政木先生の御教えである

『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ！』

との仰せを引き続き継承するため、

今後も少しずつではありますが、

何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、

政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、

皆様には引き続きのお付き合いの程、

何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

深謝

m(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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