あたしが実家に戻って来てから早6年が経ちます。
今でもこうして毎日自分の家に、
自分の部屋に居られてるのが夢ではないかと思う事があります。


あの頃はまだ若過ぎてどーしていいのかわかんなくて、
途方に暮れて、
またダメで、
逃げられなくて、
誰にも話せなくて、
どこにもぶつけられなくて、
他人まで傷付けられるのが怖くて、
とにかく苦しかった。


なんとか囲われない世界に戻って来た時には、
普通に人と接する事すらできなくなっていたのには自分でも驚きが隠せなかった。


喋れない。
笑えない。
人と接する事が出来ない。
信じられない。
怖い。
もう誰も好きになれない。


あたしという存在が消えた。


こんなあたしを回りは批難した。
たくさんの人にたくさん迷惑もかけた。
今思えばそんなの批難されても仕方ないと思う。
それは今だから思う事。



その後だってたくさん辛い事くらいはあった。
それでも頑張れたのはあの頃に比べたら全く苦しくないから。
そう言い聞かせたから。



あれから何年も過ぎて、
あたしの回りにはたくさん人がいて、
みんな優しくて、
みんな楽しくて、
それでいて厳しくて……。
どれだけの人達に支えられてるんだろう？と、
感じる日々ばかりです。



みんなあたしによくこう言います。


うるさい
よく喋る
笑い過ぎ
元気
明るい



本当に？
あたし本当に出来てる？



ちゃんと出来てるんならいいや。
あたしが本当になりたかった人間像がそこにはあるから。
これまでのあたしとは正反対の人。
それが今では全く飾り気のない普通なんだから。



欲を言えば、
もっと痩せたい。
美人になりたい。
それもじゅうぶん思うけど……



だけど、
一番なりたかったのは楽しく笑って、
楽しくお喋り出来る人にまたなれる事。
毎日毎日普通の生活が出来るという事。
普通が一番幸せ。



まだ21歳になったばかりの自分に今会えるのなら、
よく耐えた。
よく頑張ったと言いたい。
だって、
今の自分にはもう絶対無理。
絶対に耐えられないと思う。
でも逆に、
弱過ぎてイライラするとこもあるから一喝も入れてやりたいくらいだ。




毎年1月のこの時期に必ず思い出したくないけど思い出す事。
だけど今年は何故か少し違う。
もう完全に決別できる。



さようなら。
昔の自分。



それでもみんなへの感謝はこれからも絶対に忘れない様にしよう。
ありがとう。
これからも
よろしくお願いします＼(^o^)／




luv ya....！






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