ビーバップ!ハイヒール なぜ犬はウンチでぐるぐる? 猫のゴロゴロの秘密 | テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。

ビーバップ!ハイヒール なぜ犬はウンチでぐるぐる? 猫のゴロゴロの秘密

猫との記憶の中で最もよく憶えているのは
私が最後に一緒に暮らしていた猫のこと。
お腹を撫でられるのが好きで、
私も触感で得られる最も気持ちのいいのが
「家の中で暮らす雌猫の腹」だと思っていますので、
よく撫でていました。

私が風呂から出ると、当然のように左にやって来て
お腹を見せて、撫でろと催促。
私が左手で腹を撫でると
ゴロゴロ、ヘレヘレと喉を鳴らします。
ただ、余所見をして右手で別のことをしていると噛んできます。
自分に集中しろということなのでしょう。

そのうち、気持ちよくなって奴はうとうとするのですが、
そうすると、また噛んでくことがあります。
今度は集中を促す甘噛みではなく、
結構、本気。
おそらく、気持ちよくなって眠りに入ろうとしている時に、
腹を撫でて邪魔をしてくる「誰か」がいることに
腹が立ったのでしょう。

猫好きとはそんな毎日を喜ぶ人種です。

さて、

ビーバップ!ハイヒール 犬はなぜ何でも食べる? 猫はなぜ選り好みをする?
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12532856330.html

こちらからの続きです。

猫といえば魚好き。
常識のようですが、
実際の猫は特に魚が好きということはありません。
「魚も食べる」程度の魚好きです。

日本は島国で、さらに人間は獣の肉よりも魚を食べてきましたので
人間の周りにいた猫たちも魚を与えられてきました。
猫たちは魚を美味しそうに食べますし
私たちに日本人には「猫は魚好き」が常識となったのでした。
なお、猫は不飽和脂肪酸が多く含まれる青魚ばかりを食べ続けると、
黄色脂肪症になり、過剰摂取で命に関わることがあります。
青魚だけという食事は避けましょう。


人間が小さな子どもをあやす時に行う「高い高い」。
人間は犬や猫を子どもと同じように考えがちですので、
犬にも同じように「高い高い」してしまうかもしれません。
ただ、犬は高いところが大嫌いです。
平原で進化した犬たちは猫とは違い、
木登りもしません。高所恐怖症です。
服でもそうですが、
「ほら喜んでるでしょ」は人間の希望的観測に過ぎません。
猫の場合、犬よりも「高い高い」を拒絶することがありますが、
こちらは単にほかに用事があるか、
そんな気分ではないからでしょう。

樹上生活で進化した猫は高いところが好きですので、
基本的には下りる手伝いをする必要ありません。
猫は下りる算段をした上で登っています。
子猫の場合、自力で下りられない場合もありますが、
それも勉強だと考えることもできます。
その経験が猫としての判断力、
身体機能を高めることになるでしょう。
子猫の場合でも、無条件に手助けするのは
避けた方がいいかもしれません。

 

 

ネコの喉のゴロゴロについても番組で触れられていました。
ここでは番組からは少し離れますが、
ゴロゴロについてはずいぶんと前にお書きしましたが、
ようやく、最近になって神経中枢の活動と関わっていることが指摘されました。
ただ、その意味、発生の決定的な部分については
まだわからないことだらけです。

猫のゴロゴロで最もわかりすい例が
授乳中の子猫のゴロゴロ。
この音が母猫に子猫の存在感を実感させ、
乳を与えるようコントロールしているという考え方です。

これは対人間の時にも見られ、
食べ物がほしい時に人間に対し喉を鳴らすことがあります。
また、ほかの猫も人間もいない時でも、
毛布などで前肢を揉んで踏むような行動を繰り返すことがありますが、
この時にもゴロゴロは聞こえます。
この行動も子猫が母猫の乳を飲む時のものと同じです。

ただ、これで説明しきれないのが猫のゴロゴロです。
2002年のサッカーの日韓ワールドカップで、
当時のイングランド代表のデビッド・ベッカムは、
開幕7週間前に左足の第2中足骨を骨折していました。
診断は全治10週間。

しかし、彼は出場していました。
酸素カプセルが効果を上げたとされましたが、
そのほかに超音波骨折治療も行っていました。
特定の周波数の振動を当てると、
その振動が骨密度を高め、骨折が早く治ることが知られ、
現在では多数の医療機器が承認されています。

猫は怪我をした時にもゴロゴロと喉を鳴らすことがあります。
猫の場合は25Hzという低周波ですが、
ゴロゴロは鳴らしていると
自分自身に精神的安定をもたらすらしく、
そのために鳴らしていると考えられますが、
獣医師の間では、猫の骨折は3倍も早く治るという共通の認識があり
その原因が猫のゴロゴロの振動ではないかという説もあります。
また、猫は生涯の最期にも喉を鳴らすことがあります。

なお、喉を鳴らすのはネコ科共通で、

こちらはチーターのもの。

 

 

 

そのほか、留守番が得意だと考えられがちな犬ですが
犬は留守番が大嫌いです。
単独行動で生活してきた猫たちと違い、
犬は群の中で進化してきましたので、
孤独感がとても苦手です。
同じ理由で犬は指示されることを好みます。
犬好きがその従順さを好むのも、
集団生活を基本としてきた犬たちならではです。


犬の不思議では排便時。
なぜか犬は排便でくるくると回ることがあります。
チェコ生命科学大学と
ドイツのデュースブルク・エッセン大学の研究者チームは、
2年間、37犬種、70頭の犬たちを観察。
多くの犬が南北の軸に体を沿わせて排便することがわかったとしています。
動物には磁場を感じる能力を備えている種があり、
犬も帰巣本能が高く、おそらく磁場を感じられるはず。
ただ、なぜ、犬が南北に頭や尻を向けて用を足すのかは
全くわかっていません。