反ワクチン活動家が逮捕 サモア ~生命を危険にさらす輩は社会の敵~ | テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。

反ワクチン活動家が逮捕 サモア ~生命を危険にさらす輩は社会の敵~

南太平洋のサモアで、
反ワクチン活動家の男が逮捕されました。

https://www.afpbb.com/articles/-/3258372

先々月ぐらいから同国では麻疹が大流行。
63人が死亡しており、サモア政府は予防接種を徹底し、
抑え込みに注力していたところ、
その障害となる反ワクチン運動のプロパガンダについて、
その発信者を逮捕しました。

この活動家は政府のワクチン接種徹底化を批判し、
麻疹はビタミンCで治る、
麻疹はパパイヤの葉の抽出液で治るなどとデマを発信し続け、
その情報を多くの人がシェアしていました。


日本でも反ワクチン活動家がいますよね。
少しマシになったのでしょうか。
日野市議会議員の池田利恵なんて、
常時、Twitterでデマをバラ撒き続けていましたが、
今、アカウントを確認しますと、
6月のtweetが最後ですね。
彼女は反HPVワクチンの組織の中でも、
相当、上の方の立場だったのではないでしょうか。

れいわ新選組などという忌まわしき党名の代表の
山本太郎なんかも反ワクチンの一員ですね。

「集団免疫」という言葉があります。
ある社会において、ワクチンがある程度普及すると
その感染症は発生しなくなります。
個人個人がワクチンにより免疫を獲得し、
集団全体、社会全体からその感染症の発生をなくそう、
少なくしようというのが集団免疫の考え方です。

天然痘は日本を含めて猛威を振るいましたが、
天然痘ワクチンの接種により、
1980年5月にWHOが世界根絶宣言を行っています。

子宮頸がんもそのように、根絶できる日が来ると考えられています。
子宮頸がんウイルス(HPV)により感染し、
ワクチンで予防を図ることができるほぼ唯一のがんです。
HPVの感染はほかのがんにも関わっていて、
それらも予防できるという珍しいワクチンなのですが、
大手メディアが反ワクチン活動の片棒を担ぎ、
国は及び腰になり、
世界からどんどん子宮頸がんが少なくなっていく中、
日本では子宮頸がん患者、その死亡者数ともに増加中。

その数、患者数毎年約1万人、

死亡者数は約3000人です。

子宮頸がんが根絶できる日が来るかもしれないとお書きしましたが、
それは日本以外についての話です。
国が及び腰の中、
積極的にワクチン接種を勧めようとする自治体が現れており、
改善方向にはあるでしょうが、
このままではまだまだ患者も死亡者も増えそうです。

「麻疹パーティー」なんてものもありますね。
ワクチンを接種せず、
感染した子どもから麻疹をうつしてもらおうという集会。
邪教の呪いのような集まり。
ただの幼児虐待、児童虐待です。


ワクチンを接種できない人、
ワクチンを接種しても抗体がつかない人がいます。
そういう人でも、「集団免疫」が成立している世の中であれば、
その感染症にかかる可能性は極めて低くなります。

風疹の抗体を持っていなくても、
妊娠中はワクチンを接種できません。
妊婦の風疹は胎児の先天性風疹症候群を招き、
難聴、白内障、心疾患のほか、網膜症、肝脾腫、血小板減少、
糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞など数々の先天性障害、
新生児死亡の可能性も作り出してしまいます。
だから、外出に恐怖を感じるようになります。

世界から反ワクチン活動が消滅する日を期待しています。