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パソコン講習会で寄せられた質問を解説しております。

テキストボックスと四角形の違い

2018年05月09日 | Word

職場のフロア図をWordで作成したら、保存してから開くと、上部方だけ図が表示されなかったり(印刷プレビューや印刷は問題なくできる)、編集をしようとすると他の図形が移動してしまったりバラバラになってしまうとメールで相談されました。

ご本人は細かいレイアウトをきれいに作ろうと大変ご苦労された様子で、何をどう作ったか覚えていないそうです。

作成したフロア図を確認したところ、図形を選択するとリボン上に「テキストボックス」ツールが表示されましたので、テキストボックスで作成されたことが確認できました。

図が隠れたり動いてしまうのは段落やスタイルが適用されてしまったのだと思われます。

確かに、直そうとしてもかえって崩れてしまいます。

文書内に自由に配置できるテキストボックスや図形は重宝ですね。

出来上がるとどちらも同じように思えますが、複数作成する場合は今回のご質問のような問題が発生する場合もあります。

それぞれの目的を理解するとよいでしょう。

 テキストボックスは、テキストを本文中に挿入し、文面に変化を付けるのが目的です。

四角形などの図形(いわゆるオートシェイプ)は、文面を見やすくするために、図形を使用するための機能です。

 したがって、今回のようなレイアウト図は、四角形が適しているかと思います。

 添付されたレイアウト図を基に 新規ファイルから作ってみました。

 《手順》

1.図の挿入から四角を選択しドラッグ操作で描きます。

  四角形を描くとリボン上には「描画ツール」が表示されます。

2.「描画ツール」の「書式」タブで、図の塗りつぶし、線の色、線の太さ、文字の色を指定しします。

3.文字を入力し、フォント・フォントサイズを変更します。

  (図形にハンドルが表示されていればそのまま入力できます)

4.同じような図形はコピーして増やします。

 図のコピー方法は

  1)図を選択します。

  2)Ctrlキー+Dキー

5.出来上がったらグループ化します。

 グループ化の方法は、

 1)1つ選択したら、次の図形からはShiftキーを押しながら選択します。

 2)書式タブから「グループ化」をクリックします。

以上で作成できます。

 この方法だと特にトラブルは発生しませんでした。

なお、グループ化は 移動や編集が楽にできますので 全体ではなくそれぞれのまとまりごとにしてみました。

  

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