<経財相、4~6月GDP「経済を人為的に止めた影響で、厳しい結果に」:日本経済新聞> https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL17HTG_X10C20A8000000/ 

西村康稔経済財政・再生相は
政府としては、4、5月を底として、経済を内需主導で成長軌道に戻していくことができるよう、引き続き、当面の経済財政運営に万全を期す」と強調し、
今後とも、内外の感染症の状況や経済への動向、国民生活への影響を注意深く見極めつつ、必要に応じて、予備費の活用を含め、臨機応変に、かつ、時期を逸することなく対応していく」と表明したそうです。

この“真剣にヤッテルふう”は西村大臣だけじゃないですが。

 

まだだ!まだ放っておいても回復するかもしれないだろ!?なにしろコロナのせいなんだから。コロナがおさまれば、そのうち自然に元に戻るかもしれないだろ!?」という“ヒトゴト感”も<政・官・財・マスメディア>にあふれてます。
 

去年の消費増税前の9月と10月、日本各地は台風による大きな被害をうけました。

でも日本政府・安倍政権は「万全の対策をとるから」と、10月に消費増税を強行。しかし野党もマスメディアもほとんど批判しませんでした。
 

その時点では「万全の対策を取るから大丈夫だ」と。
あとで振り返る時には「影響が想定以上だったからしょうがない。誰も悪くないよ、ドンマイドンマイ」と。

 

日本の経済状況はすでに去年の消費増税の影響等で悪化していて、そこに中国発祥のウイルス禍。

GDP(名目・季節調整系列)は1年前に比べて50兆円近くも減少し、そのうち家計消費の減少額は約35兆円。(国民ひとりあたり約30万円) 今の日本は大失策継続中です。
 

内閣府ホーム > 統計情報・調査結果 > 国民経済計算(GDP統計) > 統計データ > 統計表(四半期別GDP速報) > 2020年

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2020/toukei_2020.html


万全を期す」「注意深く見極め」「時期を逸することなく対応」って今すぐからでも遅いくらいだし、GO TOキャンペーンみたいな数兆円規模の対策では全く足りないでしょう?

いつも「万全」「万全」というけれど口先だけ。「万全の対策」って「念のために早く、念のために大きめにする対策」じゃないのか?日本政府の「万全」は「ちっとも万全じゃない」。
早く大きな経済対策を実行すべきです。

与野党の議員からそうした対応策は示されて↓います。


 

玉木雄一郎(国民民主党代表)

@tamakiyuichiro

「4-6月期GDP年率マイナス27.8%、民間の予想も超える大幅な落ち込み。追加の現金給付と消費税減税で景気の下支えをしないと大変なことになる。政府にはもっと危機感を持って早急な対応を求める。とにかく速やかに臨時国会を開くべきだ。経済緊急事態だ。」

「真水100兆円プラン。これをやれば日本経済と国民生活を下支えできる。財源は全額100兆円のコロナ国債だ。」

「国民民主党は100兆円の追加経済対策の中で売り上げの減少した企業等に対して持続化給付金の増額と要件緩和として46兆円を求めているが、増額や要件緩和とともに持続化給付金の追加給付も検討すべきだ。特措法を改正して法的根拠に基づく休業補償の導入と合わせてやればいい。臨時国会の開会が必要だ。」

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あんどう裕(ひろし)衆議院議員(自民党 京都6区 )

@andouhiroshi

「予想通りの酷い数字。この危機から脱出するためにも供給能力を維持する #粗利補償、経済を回復させる #消費税ゼロ の両方が必要だ。特に『マイナス成長は消費税増税のあった19年10~12月期から3四半期連続』ことから消費税増税ダメージを真摯に受け止めなければならない。」


日本政府は「できるのに、やれることをやっていない」。
これこそは猛批判されるべきです。
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経財相、4~6月GDP「経済を人為的に止めた影響で、厳しい結果に」:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL17HTG_X10C20A8000000/ 

西村康稔経済財政・再生相は「「政府としては、4、5月を底として、経済を内需主導で成長軌道に戻していくことができるよう、引き続き、当面の経済財政運営に万全を期す」と強調した。検査体制の戦略的拡充など感染拡大防止策を講じつつ、経済活動を段階的に引き上げるとして「今後とも、内外の感染症の状況や経済への動向、国民生活への影響を注意深く見極めつつ、必要に応じて、予備費の活用を含め、臨機応変に、かつ、時期を逸することなく対応していく」と表明した。」