今、大人気のニードルパンチですが、
「意外と上手くできない」とか
「結構難しい…」というお声をよくいただきます。
今回は【完全保存版】として、詳しく解説してまいりますね!
ループを綺麗に作るポイントは?
テクニックよりまずは
【布とニードルの相性】です。
ループができる仕組みは?
・ニードルで土台布の目を広げ…
・ニードルを抜いた時に布目がちょっと戻り…
・毛糸がはさまる。
ニードルで布目を開きやすく、
抜いた時に目が戻りやすい、、
この【ニードルと布の相性】がポイントなのです
ニードルには
・中細毛糸用*ブローチなど細かな柄表現に最適!
・合太毛糸用*正確なループを作るならこのニードルです!
・並太毛糸用*初めての方におすすめ!
・極太毛糸用*クッションやラグなど大きめ作品はこれで!
毛糸の太さに合わせて4種類あります。
必ず、この太さの毛糸はこのニードルで!
というわけではありませんが、
なるべく、毛糸の太さと同じくらいの【穴】を開けて、
毛糸を送り出したいわけです。
その方が、綺麗なループができる、というわけです。
ここで…
皆さまのご質問の中からトップ3!
・布に刺す時にかなり力が必要!
・布の穴が開いたままに!
・ループができません!
お答えいたします。
全ての問題点は下記の1点だけで解決!
当店ではニードルパンチ専用土台布をオススメしておりますが、
こちらでご説明いたしますね!
・ニードルパンチ専用土台布*Tuftieタフティー*中細〜極太毛糸まで刺せます!
ご覧のように、一見するとクロスステッチ用の布です。
しかし、クロスステッチ用の布は、ステッチして糸を
引っ張った時に、布目が動いてしまってはいけませんので
動かないようにしてあるのです。
その布に無理にニードルを刺そうとすると、
かなり力が必要ですし、
開いた穴は戻りません
つまり、
穴が開きっぱなしなので毛糸が止まりません。
上手くニードルパンチするポイントは…
・布目が開きやすく戻りやすい布で
・ニードルの形状&太さも確認!
現在国内で販売のニードルで、一番太いものは、
直径(外径)5.5mmのものです。
これがいけないわけではありませんが、
ニードルが太くなればなるほど、
布に穴を開けにくくなり、
目を無理やり広げる、というダメージが加わりますので、
目が戻りにくくなります。
そこにプラス、ニードルより細めの毛糸を使うと…
例えば、並太毛糸や細めの極太(セリアの極太レンジャーなど)
を使用しますと、
毛糸が挟まりにくいほど穴を大きく開けすぎてる
という状況となります。
また、ご覧いただくように、、
パイプのカット角度がかなり違います。
カットの角度が鋭利なほど、
布目に負担をかけませんし、
刺す時の力がいりません。
さらに刺す時の抵抗が少ないものは!
「筒」ではなく
「板を曲げて成形」したタイプです。
主に、スリットタイプのニードルですが、
折ってニードルを作っているため、
針の断面が三角になっています。
この形状が、とても刺しやすいのです!
しかも、布へのダメージが最小限です!
つまり
刺し直しの際もこちらの方が
綺麗にできます。
その他、毛糸の質感によっても問題がある場合がありますが、