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このブログは、4歳で自閉症スペクトラムと診断された息子君(現在小学3年生。普通級)との日々を主に綴っています。
こんばんは。
何故かお腹を壊している母ちゃんです。
思い当たる原因はないのに。。。
さて、本題。
いつものように、下校してきた息子君とキャッチボールをしました。
大きいボールを使った場合は、投げるのも取るのも上手くなってきたので、今日はソフトボールくらいの大きさのゴムボールにしてみました。
ところが……
超運動オンチの息子君、投げる時に肘がまったく曲がらない。
まるで投石機のよう
しかも、投げる時の顔の向きもおかしいから、方向も定まらない。
アドバイスしても、体のイメージが掴めないようで、なかなか改善されず。
そしてついにボールは裏のお宅の庭に
一気に凹んでしまった息子君を連れ、(この地に50年以上住んでいてご近所とも顔見知りの)お祖母ちゃんにも協力してもらい、裏のお宅へ謝りに行きました。
どんなボールか説明し、ボールを取らせて欲しいとお願いする必要があるよ。
それから、謝らないとね。
「わかってるよ」と息子君。
ところが、いざ、裏のお宅の方が出ていらっしゃると、息子君は固まって一言も出ない
裏のお宅はおじいさんの独り暮らし。足が悪いにもかかわらずわざわざ出て来てくださったのに、息子君は何も言えず。
結局、お祖母ちゃんが話し始め、母ちゃんがボールの説明をするという…。
お祖母ちゃんと母ちゃんが頭を下げても、息子君は少し離れたところで、固まったままなので、引っ張って来て一緒に頭を下げさせました。
もうちょっとしっかりしていると思ったんだけどな。
知らない人(玄関の向きが違う上に、裏のおじいさんは滅多に外に出ないので、息子君は会ったことがない)に説明したりお願いしたり謝ったりというのは、自閉症の息子君にはハードルが高すぎたらしい…。
極端に運動ができないこと。謝れないこと。初めての状況に対応できないこと。
こういう、息子君の凹部分に触れると、母ちゃんの心はど~んと疲れてしまいます
その一方で。
フィクションではない三国志の話が知りたい!という息子君のために、今日の午前中、母ちゃんは図書館へ行って来ました。
三国志の正史なんて、当然、子ども用には出ていません。
借りられても、母ちゃんが読んで、息子君に解説してやらねばならないのです。
やれやれ。
図書館で、こんなシリーズを見つけました。
三国志の正史を人物ごとに再編集したもの。
原文、その書き下し文、訳文がついています。
読み始めた母ちゃん、うっかりそこで1時間も読んでしまったくらい面白かったんですが、もちろん、小学3年生には無理なレベル。
ちょっと読む分にはいいけど、まさか全部読まなきゃいけないのか?!
学力は年相応なのに、得意分野に関する理解は数年分上をいく息子君の凸部分。
こちらに付き合う時は、母ちゃんの頭が疲れます
学力も得意分野のレベルと同じくらい上がってくれていれば、自分で読んでくれるのに。
夕食後、息子君は自分で読もうと試みていましたが、やはり難しかったようで、断念していました。
漢文なんて初めて見るもんね。書き下し文のあの言い回しも初めてだろうし、訳文と言ったって、これまで息子君が読んできた本とは全く違います。
しかたないよね。
母ちゃん、頑張って読むよ。。。