TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

竹島で三河木綿の手織り体験を楽しみました

2020年08月14日 | 三河木綿の手織り体験

暑い日が続くなか

新型コロナの感染も続く

日毎増える感染者数に気持ちも重い

 

そんな気持ちで屋外タープドームを建て終えていると

二人の女性が手織体験の申し込みです

 

きを引き締めて手織体験の準備をして

体験のお客様に好きな色糸を決めていただきます

「どれにしようかな」

どんな色を選んでいただくか、染色をした私が楽しみにしている時

「私、この色にします」

「私はこれ!」

さあーこれから手織体験の始まりです。

 

スタッフから織物が出来る原理と織機の操作法を学びながら

手織体験が進みます。

「楽しいです」

一本一本心を込めて織ることで自らの手から織物が出来上がって来ます

 

「あれ、間違えてしまったわ」

大丈夫です。

”人生のやり直しはできませんが、織物は元へ戻せます”

「なるほどね、その通りですね」

 

二人の女性が竹島の絶景を眺め三河木綿を織る

最高のシチュエーションの中のお二人です

「前からやってみたかった手織りです」

藤原竣成公も三河木綿も1200年の歴史の中で

その伝統の中から新しい作品を生み出すのは

全国から来た観光客が体験をして”三河”を心の土産にして

お帰りくださることは私にとって幸せである

 

女性の真剣に集中する姿は美しい

そして女性には生み出す力がある

物を想像して作り出してそれを使う能力を秘めて

今織機を操っている

 

「素晴らしい織物が出来て嬉しいです」

「最初は不安でしたがうまく教えていただいて」

いやいや、あなたが集中して無我夢中が成せる技なのです

そして完成した三河木綿のコースターを掲げて記念撮影です

「嬉しいです」

今日もまた竹島で新しい”もの”が生まれ

忘れられない楽しい思い出が誕生したのです。

私はこれ以上の蒲郡のお土産は無いと思っています

おめでとうございます

 

 



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