コロナで引っ越し。。 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

コロナの渦中に引っ越した。

 

こんな時に引っ越ししなくても。。。

そう思う人も多いだろう。

 

私もそう思う。爆

 

本音は大人しくあの家に居たかった。

気に入っていたし。。

 

 

でも、オマーンがコロナで全てをシャットダウンした時

夫の仕事の継続が危ういことに気づいた。

 

いつ首を切られてもおかしくない。

 

まあ、そんな契約にはなってないので

多分大丈夫だけども

それでも、会社が倒産したら話は別だ。

 

だから、その準備の第一段階として

引っ越しをした。

 

引っ越す理由は

この家の契約にある。

 

家を退去する場合、

3ヶ月前までに言わなければならない。

 

つまり、すぐに退去しなければいけない場合は

3ヶ月分の家賃を払う義務を負う。

 

家賃が21万円

3ヶ月分は63万円。

 

オマーンを離れるのに

63万円無駄に払う。

 

これがものすごく嫌だった。

 

だから、痛手の少ない金額の家に移る。

そして、契約では

いつでも退去できる・・・そんな人の物件を

契約したかった。

 

同じコンパウンド(一軒家が集まったセキュリティー付きの団地?みたいなところ)内に

安い家を発見。。

5LDKで1ヶ月12万円。。

しかも、契約はフレキシブルなので

いつ契約を切っても大丈夫な内容。



この場合、会社が倒産して

すぐに出国を迫られても

痛手なしで出られる。

 

引っ越し中にコロナで感染する可能性もなきにしもあらずだが

引っ越ししないで余計な大金を失って出国しなければいけないより

ずいぶんマシだという判断。。

 

私にとって怖いのは

感染よりも

この国に悪い状況で放り出されること。

または日本に帰れないこと。

 

これらを回避するために

あえてリスクを負う。

 

これが我が家の決定。

 

さて、そんなこんなで

引っ越しを決め

断捨離を始めた。。

 

 

日本に帰る。。

そのことを念頭に置いて断捨離するのだが。。

 

途中で当初の計画が変わる。。

 

夫がこの国に1〜2年残ると言い出す。

 

つまり、私たちだけ先に日本に帰り

夫は数年ここで頑張って

夫の責任を全うするというのだ。

 

男にとって

仕事を辞めるというのは一大決心だ。

 

日本に帰るときは

一旦仕事を失う。

 

次が確定してればいいのだが・・・

コロナで世界中が不安定な今

日本でさえ

次があるとは言えないだろうという

夫の予想なのだ。

 

仕事をしながら

世の中がどう変わるのか・・・

もうちょっと様子を見たいらしい。。

 

まあ、確かに

今辞めるのは

得策とは言えないかもしれない。

 

 

とは言え、私たちは日本に帰りたいし

夫にも早く来て欲しいのが本音。。

 

だけど夫が決めたことなら

従うまで。。

 

なので、断捨離するやり方が変わる。。

 

ここに数年いるのなら

ここで暮らすのに必要なものは

捨てられない。。

 

持って帰るもの

ここで使って捨てていくもの。。

 

そんな感じで断捨離を進める。。

 

正直、夫の仕事も

どこまで続くかはわからない。

だから整理してもいいのだろうが。。。

 

よく考えると

捨てるのはいつでも捨てれる。

今、私たちがしてはいけないことは

もう、余計なものを買うこと。。。

買わないために

今あるものをとっておいて

それを使う!

という結論に達し・・

 

結局あまり捨てれずに

引っ越しに望んだ。

 

思ったより断捨離に時間を取られなかったものの

だから暇だったわけでもなく。。。

 

引っ越す前の家の片付け

新居の掃除・・

やることは毎日あり。。。

結局ギリギリまで動き回っていた。。

 

今回、引っ越しを頼むのは・・・

日本に帰るために

見積もりを取った会社。。

 

ちなみに

40ftのコンテナで

オマーンから日本は福岡まで100万円前後

だそうです。。

 

ううう。高い。

 

この会社に「引っ越しは日本じゃなくて

オマーンになった。。」と引っ越しを依頼した。

 

正直、前回よりも断然良い。

 

テキパキとやってくれたので

助かった。。。

 

子供達は感染さしないよう

隔離してて。。

 

私たちも全員マスク。。

 

ちなみに。。。

オマーンは公共の場でマスクをしないと

罰金 約6000円(20リアル)。。

マスクなしでスーパーなんてあり得ません。

門前払いされます。

 

なので、オマーンでは全員マスクしてます。。

 

こんななのに感染が広がってるなんて

本当に不思議。。

 

 

その甲斐あって、

2日間で無事に引っ越しを終え

感染者0!

風邪・咳などの症状もなし!

 

ただ。。。

引っ越しを終えて

荷ほどきをして全て完成した後・・・

すぐ、腰が立たなくなり。。

 

読者の方に「ぎっくり腰に気をつけて〜!」という

メッセージもらっていたのに

ぎっくり腰になってしまいました。。涙

 

「あ!!やっちまった・・・・」

と思った時

あのメッセージが頭をよぎりました。。

 

ヒロはおバカです。。笑

 

で・・いつも通り1週間ちょっと動けず。。

ほぼ寝たきりで過ごしました。。

 

まあ、こんな感じで

多少のぎっくり腰はあったものの

引っ越し自体はほぼ問題なしでした。。

 

引っ越しをしてくれた人曰く。。

今は忙しいのだそう。。

オマーンにいる多くの外国人が

オマーンを離れるために

国外引っ越しを計画してるらしく

かなり忙しいのだそうな。。

 

引っ越しの見積もりに来た人も

同じことを言っていた。

 

コンテナに荷物を積んでいるけども

当時は飛行機が飛んでなかったから

帰るに帰れず。。。

 

荷物が入ったコンテナを

倉庫で預かっているのだそうな。。

 

オマーンから外国人が次々に出て行ってる。。

 

これが今の現状らしい。。

 

仕事を失ったら

帰るしかないものね。。

 

私の予想だけど・・・

前の家の周りは

オマーンエアーのパイロットだらけだったけど

どうも、仕事を失ったらしく

一気に引っ越して行ったので

多分、パイロット以外も結構仕事を失ってるのだろうね。。

 

 

飛行機が飛んでない今は

パイロットにとっては

かなり深刻な状況だと思う。

 

私のタイ人の友達の旦那さんは

普通のパイロットじゃなくて

キャプテンだから

今は首にはなってないっぽいけど

それでも、これが続けば

彼も窮地立たされるんだろうな。。。

 

そう思うと

次は我が身な気がして・・・

落ち着かない。。

 

コロナの渦中の引っ越し。

これ、意外に我が家だけではなく

結構多かったのだな。。

としみじみ思いました。。。