移動も解除され久しぶりの講習会でした。
体育館で効果を確認しながらやれると,,やはり精度は高くなるし、こちらの蓄積も増えます。

今までは毎週のように当たり前にやっていましたが今回の件コロナの自粛であらためて現場での活動の素晴らしさを感じました。

また今後も活動していきたいと思います。

 

 

さて3ヶ月間で溜まりに溜まった蓄積を元に進めました。※対象はかなり競技レベルが高い(国内トップレベル)チームです

ポイントはオーバーヘッドストローク
最近あらゆるスポーツから考察してきたので。

「良いスイングの仕方」の考えを仮説的に持ち評価すると、レベルのかなり高い選手達でもまだ改善の余地が予想通りありました。

 

ポイントは回旋動作です。

野球の投球動作をモデルにし、バドミントンに応用していくという考え方の実践です。

そして、手法としてはまずスイングの仕方(意識)から変えてみました。その検証後に体の質を改善していく流れです。

結果は、初期反応としてはかなり良かったです。もちろんやりながら誘導を工夫しましたが、スピードとコントロールは確実に上がりそうです。

自分の鉄則は変えた時に本当にやりやすいかです。そして前の方法に戻した時にやりにくいようであればだいぶものになると考えています。今回大多数の選手がその状況に近づいていったと思います。※後日の効果も監督に確認済み

また、やりにくい子でも体の質を変化させるエクササイズを加えていけばやりやすくなることが確認できました。


しかし、やりにくいという選手の球を受けてみても、明らかに球の質が変わる現象をこちらが体現するので、かなり仮説の検証としては良好だったと思います

そしてたくさんの副産物もあります。ロブの質、フットワークのスピード、レシーブの質、これらはかなり向上が見られたと思います。

荒い部分もあり精度を上げるには体を作って行きましたが、意識だけでもかなりの変化が確認されました。

これは予想はしていたものの実際の動きから確認できたので今回良い検証ができたと思います

 

理論的な説明もだいぶ整理させれてきた上に、アプローチの精度も今回の講習会の検証でかなり上がったと思います。さらに問題も見つけてあるのでまた詰めて行きたいです。

考え方的には使っていないところが有るということなので、世界のトップレベルといえどもその部分があり、全ての人の伸び代ともいえますね。

体にとっても無理がなくなるという考え方なので、障害を減らす効果も期待できます。

さてまたいろいろと整理していきたいです。