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自由への逃走

投資ブログから、日々考えていること、読書で心に残ったことなどを記していく備忘録に変貌。

あぐです。

 

ここのところ、自分が保守的になってきたなと感じております。得意げ

 

たとえば着るもの。昨年、IKEAで大きなクローゼットを買うと同時に、ほとんど来ていない多くの洋服を捨てました。変わりに少しずつ買い足すのですが、カットソー、ニットとなるべく定番の上質で着心地の良いものを選ぶようにしています。定番というのは仮にダメになったときに同じものを買い足せるからです。下着靴下と進み、まだアウターにまでは至っていませんが、余裕のあるときに少しずつ買い揃えていきます。

 

本にしても、ビジネス書は新しいものも読みますが、いわゆる一般教養分野では後世の解説的なものではなく、古典的な原典ものを好むようになってきています。そうしていると、なんだか自分が人間の歴史に関わっているような気分になります。得意げ

 

これまで自分はむしろリベラルかなと思っておりましたが、よく考えるとリベラルが何かと考えたことがあるわけでもなく、なんとなく価値の多様性に寛容なリベラルに対して、凝り固まった保守というようなイメージを持っていたわけです。でもこの対比はどうも違うみたい、というか単なる対照的な人間の性格に対して関係のないラベルを貼っていただけのようです。

 

人間の合理性を疑い、継続するものに対する敬意を持つことが保守の本質であるならば、日本で保守であるということがいったい何を意味するのか混乱してきます。(保守を標榜する政治家の為すことを見ていると、日本を壊そうとしているようにしかみえない。)

 

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今週読んだ本。日本は正常な資本主義国ではないという指摘は腑に落ちました。資本が支配する世界で成功するには、特定の行動様式をとらなければなければいけない。訳者の解説だけ読んで分かった気になっていたヴェーバーの「プロ倫」をいよいよ読まなければならない気にさせられました。

 

「市場の普遍性が確立されていない経済では、市場の失敗を論ずる前に、市場を作ることを考えるべきである」

 

小室直樹 日本人のための経済原論

 

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