※スペイン大使館の写真展は、今日が最終日。方向オンチさん向けの道案内などこちら。
スペイン大使館の写真展に行ってきました(*^-^*)
※きき湯の通販も見つけたので、昨日の記事冒頭に追記しました。売り切れる前に、どうぞ。
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昨日、CSで放送されたソチ五輪代表選考の全日本男子FSを見ています。
私は現地で見守っていました。
休憩時間には、ゆづ友さんたちと、
誰が選ばれるに相応しい演技ができるかしらと、
もちろん、
そのシーズンの成績を考えれば、結弦くんがぶっちぎりで優勝することは疑いなかったので、
他の２枠について、
それぞれに、思うまま、おしゃべりしていたことなどを思い出しています。
考えてみれば、
こうやって、全編を通して見たのは、
ソチ五輪後、初めてでした。
ソチ五輪で、全てが変わってしまったというのが、
正直なところ。
GPF欠場の原因となった怪我は治らないまま出場し、
挑戦した４Ｔは、２本とも失敗。
２本目の３Ａはお手つきで、
３回転が２回転になるミスも重なり、
総合で５位。
ＦＳでは、途中でエッジに当たってしまったのでしょうか？
アップで振り返った右手を濡らす血の鮮やかさが、
まるで絵画に添えられた１輪の花のように、
リンクの孤独な戦士を彩っていました。
誰の目もハッとさせた一瞬でした。
実況も解説の本田先生も荒川さんも、
彼を「日本のエース」と呼び、
（羽生選手は、既に前年、全日本王者になっていたにも関わらず！）
悲壮感溢れ、想いのこもった演技を讃えていました。
会場は総スタオベ。
直前の織田くんも、最後まで気持ちを繋ぎきった演技で、
会場は最高に盛り上がっていたのです。
演技を終えた瞬間の高橋選手の表情は、
泣きそうな笑顔。
最後まで演じきったこと、
応援し続けてもらったこと、
頭を下げながら、
一瞬、一瞬を噛み締めていました。
どんな点数が出るかは、
判り切っていました。
そして、結果はＦＳ６位。
総合５位。
枠は３つ。
ソチ五輪への道が閉ざされたことを悟った髙橋選手は、
演技後のインタの最中に耐えきれなくなり、
カーテンの奥へと、一旦、消えてしまったことも、
彼の思いとは裏腹なスポーツの厳しさが実感され、
いたたまれなくも、なりました。
誰もが、
３大会連続の五輪出場は叶わなかったと思ったことでしょう。
世界最高得点は羽生選手が叩き出し続け、
華々しい躍進で町田選手はファンの目を驚かせ続け、
織田、小塚両選手も、しっかりと存在感を示している。
まさか、5位でソチの代表など、有り得ない。
そのような状況でした。
もし・・・
髙橋選手がソチ五輪代表に選ばれるという”異例の事態”が起こらなければ、
どんなにか美しい花道となっただろうか。
そのくらいに、
ＦＳが終わり、順位が確定した時の”流れ”は、
髙橋選手の”最後の挑戦”を美しく描き出し、
これまで日本男子を牽引し続けてくれたベテラン選手への賞賛と労いに溢れていたのです。
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最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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