顔に出る 表情に出る | 会計事務所応援 ブログ

顔に出る 表情に出る

みなさん、こんにちは。

 

私が中学生の時、

不思議なことに、

同じ学年に「アベ」という苗字の双子が
3組もいました。

 

兄弟2組、姉妹1組。

 

それぞれあまりにも似ているので、
当時つい間違えてしまったりしていたのですが、

年月を重ねるごとに、
だんだんと顔つきは
変わっていくものなのですよね。

 

大人になってみると、すっかり別人です。


男性は仕事が顔に出る、
女性は生活が顔に出ると
一般的には言われていますが、

 

私たちの仕事でも、

 

まだ事務所に入りたてで、
職場に十分なじめていない頃の
二代目候補の税理士先生の顔と、

 

正式に所長の職を引き継ぎ、
3年、5年を経てすっかり自信に満ちた顔とでは、
全然違ってみえるのはよくあることです。

 

考えてみれば

普段お会いしている方でも、
初めてお目にかかる方でも、

どなたでも主に視覚から入ってきた情報を頼りに
その方を判断しているはずです。

 

「イケメン」「美人」

「太った」「痩せた」

といった類のものもありますが、

 

その人の普段の表情からうかがえる
自信や熱量というものを
私たちは敏感に感じとって
行動しているものなのではないでしょうか。


営業や販売といった
接客に携わる業種は、
そのほとんどが自身の「表情」を意識して
仕事をするよう心掛ける教育を受けています。

 

私も小売業で仕事をしていた頃は、
お客様と接する際のマナーや表情について
当たり前のように朝礼で
反復練習する毎日を過ごしていました。

 

なぜなら、頭ではわかっていても

忙しかったり疲れていたりすると、
誰でもつい厳しい表情になってしまうもの。

 

とくに、初対面の方と多く接する仕事や
人前で話す機会の多い方などは、
その第一印象がそのまま
相手に刷り込まれていってしまいます。


髪型や身なりを整えるのもそうですが、

やはり良い印象を相手に持っていただけるように、
日頃から自身の表情を意識しておきたいものです。

 

私は2018年度、
通年でセミナー講師を務めていましたが、

話を始める前に、
なるべく口角を上げて
明るい表情でスタートできるよう
毎回意識しつつ登壇していました。

 


私ももし参加者という立場なら、

暗く険しい表情の講師よりも、
明るく楽しそうな表情の講師のほうが、
すっと内容が入ってきそうな気がしますから。

 

私たちは想像以上に相手の表情から
情報を読み取っているのです。

 

先日とあるテレビ番組で、
お客様からの問い合わせに
電話応対するスタッフの方々が、

普段からデスク上に鏡を置き、
自分の表情を常に意識しつつ業務を行っていると知り、
心を打たれました。

 

たとえ相手から見えなくても、
その表情は何等かのかたちで
相手に伝わるものだという
意識の表れに他なりません。

 

仕事を一生懸命こなしていても

その表情で損しないように、
日頃から心掛けたいものですね。

 


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