晴読雨読 : 本好きの読書ブログ (^_^)

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読んだ書籍は千冊以上!三度の飯..の方が好きだけど(笑)読書は心の大好物。
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「読書の方法を知っている人はすべて、自分自身を拡大し、存在できる道を増やし、人生を有意義で、面白く、最大限に活かす力を持っている。」 ― オルダス ハクスレ
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落語家の桂文珍師匠による慶應義塾大学での講義録です。
「笑い」や「演芸」などについて、面白可笑しく尚かつアカデミックに掘り下げた話が展開されていて、とても楽しい読み物でした (^-^)

文珍師匠は、当時においても既に 関西大学で10年以上も教鞭を振るわれていたこともあり、大学で授業をすることに熟達されていたようで、その全9回の講義録には「笑いの教科書」のような趣きも感じられます。

落語的笑いのすすめ

『落語的笑いのすすめ』(桂文珍 著/新潮文庫)

桂文珍師匠といえば上方を代表する噺家のお一人で、古典から創作まで独自の世界を作り出し幅広くこなされる実力派です。
テレビの司会者や役者としても活躍されていることは知っておりましたが、大学の先生までなさっているというのは驚きでした。
「一芸に秀でる者は多芸に通ず」を地で行く話です。。

本書の内容ですが、もちろん活字でも楽しめたわけですけれども、きっとライブの方が何倍も良かったんだろうなー、、なんて思ってしまいました。
ところどころに括弧書きで補足なんかもされておりましたが、雰囲気や間の面白さなどは どうしても伝わり難いような気がします。
本書中でも、落語の良さはやはりライブでないと伝わらず、テレビ画面などでは なかなか難しい、とありました。
活字だと尚更ですね..ライブで受講できた学生さん達が羨ましいです。。

しかしながら、ただ楽しめただけでなく、仕事に活かせそうなところなども多々あったように思えました次第です。(やはり、後から復習しやすいのは活字の大きなメリットであると言えます..)
面白い上に勉強にもなる、またまた良い本に出逢うことができました (^-^)




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