「リンネル」が2017年下半期女性ファッション誌販売部数で第1位に！人気の理由とは

宝島社発行の付録つき雑誌「リンネル」が、2017年下半期の女性ファッション誌販売部数で第1位を獲得しました。

2015年下半期では販売部数第6位だった「リンネル」が、どのようなきっかけで多くの人気を集めたのか？

ムックにゃん

ムックにゃんと一緒に見ていきますばい。

2018年発売宝島社「リンネル」の人気付録ランキング

雑誌の売り上げアップにつながっているのは、やはり付録です。
「リンネル」はここ数年、北欧のキャラクターの付録を増やしたことで売り上げがアップしたそうです。

ムックにゃん

幅広い層に人気の北欧キャラクター効果で完売する月も！

今年売れた人気付録ベスト3がこちら。まずは第3位から。

第3位リンネル2018年12月号

2018年10月20日発売
19万部に迫るヒット(10月時点)

付録：ムーミン×マーブルシュッドムーミン谷の実りの秋大収穫5点セット

第2位リンネル2018年11月号
2018年9月20日発売
21万部完売

付録：リサ・ラーソン毎日便利な3点セット

第1位リンネル2018年8月号
2018年6月20日発売
25万部完売

付録：リサ・ラーソン×コールマンおでかけ保冷4点セット

ムックにゃん

どれも実用的な付録がセットになっていてお得感がありますね。次は雑誌づくりの工夫、ヒミツについて。

「リンネル」は、読者層が10代〜70代という幅広い層がターゲットの女性ファッション誌。
ジャンルは、ナチュラル系のゆるふわファッションです。

にわのとり

暮らし系女子。

誌面では、優しい言葉を選んで表現する工夫がなされています。

着る→まとう
～のファッション→～の装い(よそおい)
～の達人→上手さん
ローヒール→ぺたんこ靴

「ファッションの達人」は上記から言い換えると「装い上手さん」になります。

このように言葉を選んで表現することで、読者からは「記事が優しくて落ち着く」と好評なんだそうです。

また、「リンネル」ではさまざまな企業とのコラボを積極的に実施しています。

たとえば「しまむら」の系列店のシャンブルとのコラボ。シャンブルとともに立ち上げ、2018年夏に販売された「接触冷感ボトムス」は1万7000本位販売した大ヒット商品です。

ムックにゃん

シャンブルとリンネルの編集部が共同開発するブランド名は「tsukuru＆Lin. (ツクル＆リン)」

にわのとり

コンセプトは「今、わたしたちが着たい服」

コラボは服のほかにも、パン、靴、食器のプロデュース。どれも話題を集めています。2018年にはファッション誌初である住宅プロデュースも！

このように、新しく出来上がったコラボ商品を通じて、リンネルの存在を知るきっかけになり、そして新しい読者が増えるという流れを生み出しています。

ラッパうさぎ

なるほどー

このように「リンネル」は付録だけでなく、さまざまな取り組みをすることで読者を集めているんですね。

ムックにゃん

今年はどんな付録が付くのかな〜

にわのとり

付録目当て

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