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「究極タイガー」 レビュー (ファミコン)

2019-04-12 21:00:13 | ファミコンレビュー
同名アーケードゲームの移植作品
縦スクロールシューティング
開発はマイクロニクス
発売はCBS・ソニーグループ
1989年8月4日発売


特徴

強制縦スクロールシューティングで
横幅が広く、横部分が若干スクロールするぐらいの幅がある。

自機がやられた時、アーケード版だと場面ごとの再開だったが
本作だとその場再開。
ただ、コンテニュー時は場面ごとである。
コンテニュー回数はステージクリア毎に+1される。

Aボタンでボンバーを放つ。
前作のように自機左右に装備され敵の攻撃を受けた時、自動で発動という事はない。
やられた時、ボンバー3つ固定
0でやられた時は3。3つより多く持っていても3である。

アイテムを出す敵がいて
「S」:武器パワーアップ
「O」:武器種類のチェンジ、時間で色が変わる。
  別種類の武器を取ってもパワーアップの段階引き継ぐ
「B」:ボム数が増える

ショットの種類は4種、パワーアップが3段階。

レッドガン:前方に撃つ
 パワーアップすると若干横に広がる。
 やられた時などの初期装備

グリーンストーム:前方にレーザーを放つ(見た目としては連射が凄い)
 パワーアップすると連射が密になる。

ブルーアイ:扇状に広がる。
 パワーアップすると弾の数が増え、攻撃の範囲も広がる。

イエロークロス:前方、自機左右脇から攻撃する。
 逆T字という所、若干敵に誘導する。
 パワーアップすると後方も撃てるようになり十字となる。
 ※名称だけ『イエロークロス』と言うが
  深い緑である。


あらすじは…
wikiを見てもねぇな…
幾つかのサイトを見ても書かれてない。
誰か教えて…


点数は45点


良い点
・自機が速い。


悪い点
・敵破壊時の効果音
・後半の敵の弾の速さ


良い点の解説
・自機が速い
 髭人はアーケード版は未プレイであるが動画は見た。
 それに比べて、自機が速く敵の弾を避けやすい。


悪い点の解説
・敵破壊時の効果音
 ボス以外の地上物、飛行物の破壊音が

 「ペシ」

 とショボイ。
 ちょっと硬い敵はもう少し派手で良かったんじゃないのかな?
 

・後半の敵の弾の速さ
 敵の弾が速く一部背景と同化してしまい
 よくわからないままやられているなんてケースがあった。
 ボンバーは弾も一時的に消すけど、
 一応地面に落下させているという演出のためボタンを押してから
 ボンバー発動まで若干遅延するってのがねぇ…
 やられるとボンバーを多く持っていた時3つに戻されるので
 敵に囲まれたら取り敢えずボンバーって勢いで乗り切っていた。




アーケード未プレイの髭人としては5面超えたあたりで急激に飽きていた。
敵の雑魚の種類はも言うほどないし、地形などないし、ギミックなんかないもんな。
ボス戦も曲も変わるような事もないし、ボスも何か似通ったりだし
せいぜい変わるのは後半ステージに行くにつれて敵の弾速が速くなるぐらいか…
ボスに関しては1度やられたら武装が最弱で再開でキツイので
ボンバー連射って感じだったなぁ…
そういった雑なプレイをしていた。


ネット上で多くの意見として
「ファミコン移植だから」が圧倒的に多かったな。
しかもその移植がマイクロニクスだし…
でも、そのマイクロニクスのゲームにしては割かし遊べる。
勘違いしてはいけないのがマイクロニクスのゲームにしては…である。(超重要)


ここからがネタバレ
























ラスボス戦も曲が変わる事はなく
いつものステージの最後通り、戦艦に着艦。
すると急に黒背景に文字が表示される。
俺は読めん!
そして、スタッフロール。
アーケードはただスタッフロールもなく周回するだけとの事だが…
申し訳程度のエンディングって奴かね。
寂しい…



しかし、『究極タイガー』か…
やはり『究極』なんて名前が付く
『究極のメニュー』なんてやっていた「美〇しんぼ」のネタを作ってしまいたくなるな。


U山「これらのファミコンソフトは販売業者に買われるのを待っているところだ。」
 4郎、自分が販売するつもりになってこの中から1品選んでみろ。」

ファミコンコンソフトラインナップ

「1942」
「アテナ」
「ソンソン」
「エレベータアクション」
「怒」
「怒2」
「エグゼドエグゼス」
「魔界村」
「スーパーピットフォール」
「究極タイガー」
「忍者くん 阿修羅ノ章」


U子「みんなファミコンソフトだし、どのゲームがいいのか分からないわ。」
他「ファミコンゲームでどれだけ面白そうか当てるなんて、難しいねえ。」

一瞥する4郎

4郎「あれだ」

「究極タイガー」を指さす。

4郎「音楽がいいし、操作性も自機の速さも、申し分ない。
 あのゲームの中で難易度もマイルド、面白いゲームでなければプレイして楽しくない」
U山「なるほど……まだ気が付かないのか、やはり完璧に見落としているのだな。
 そのゲームをプレイすると優良ゲームになるというのか」
4郎「良い環境でプレイすればな」
U山「ふっ……何もわかってないなっ」
4郎「このゲームのどこが悪いというんだ、じゃ自分もあの中から選んでみろっ!」
U山「私はその中からは選ばない、絶対に。」
4郎「えっ?」
U山「そのゲームのソフトは全部マイクロニクス製だ。」
4郎「あっ!!」
U山「しかも元アーケードゲームだ。
 昨日のゲームがつまらなかったのは、マイクロニクス製の
 しかもアーケード移植だったからだ。
 製作会社の違いはゲームの面白さに決定的に響くものなのだ。」
U子「……」
U山「ふっふっ、よくこれで究極のゲーム選びなどと言えたものだな。
 ゲームの面白さを決める大事な要素を知らない所をみるとその究極のゲームとやらには
 移植作品は含まれいないのか?
 お前はゲームの世界では、3軍以下だという事が分かった、
 ゲームを批評して歩くとはちゃんちゃらおかしい」
 うわあっはっはっはっ!!」


な~んてネタをね。(しょーもなっ)
元ネタは息子に沢山いる牛の中から旨い牛を選べと言って選ばせておいて
自分は全部ダメだから選ばんというネタね。
上記で挙げたのは全て「マイクロニクス「」のアーケード移植ゲーなんだけど
そこそこ遊べるのは
「エレベータアクション」と「ソンソン」と「究極タイガー」かね。
ただ、『そこそこ』ね…

「忍者くん 阿修羅ノ章」は移植としては悪くないんだろうけど
元々のアーケードの方に仕様や難易度に問題があるんだよなぁ…








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