ビタミンD3の体と肌への期待 | はみんこの傾向と対策~ニキビ痕改善レポートと妄想~

はみんこの傾向と対策~ニキビ痕改善レポートと妄想~

18歳から人生の半分以上クレーター肌をやってるおばさんの実録。いじりナシの経過写真多数です。

平成の腫れニキビクレーター絶対女王と言えば逡巡せず私の名が挙がるわけですが、実はニキビごときにとどまらない守備範囲を誇るのです。その広さは現役時代の西武ライオンズ秋山幸二並みとも。

というわけで、先日は稗粒腫という良性の腫瘤を作りました。
 
稗粒腫とは何か?
これであります。
 
一見白ニキビのようですが、絞ってみても中身は出てこないため、異種であることが分かります。
また、ニキビは詰まらせているのが皮脂腺なのに対し、コイツは汗腺。
というわけで、こいつは放っておいてもなくなってくれやしないのです。穴をあけて詰まった角質の塊を出さない限りは居座り続けるのです。
 
だもんで、去年の年末ダーマスタンプ+AQメンテを兼ねて、稗粒腫を重点的に突っついてみたわけです。
 
しかしあえなく失敗。一旦はなくなったかのように思えたものの、後に剥がれる固くなった表皮が突っ張っていただけでした。
騙された図
 
敗因は、針が細すぎて穴をあけるというミッションに適さなかった為であると推測し、次は確実な釘でリベンジいたしました。
一応アレルギーの起きやすいニッケルの釘は避け、アクアルファで殺菌。エムラクリームで麻酔後に一気にぶっ刺す。
 
するとどうでしょう。見事に塊が出てまいりました。
患部を洗い流し、メガハイドレート(水素)でその場の活性酸素を成敗し、命水スプレーでミネラル補給をし、仕上げにAQアクティブセラムの上に切ったポリ袋で湿潤療法。
リカバリーセラムにしなかったのは、範囲が狭かったことと、真皮の奥深くでもないためです。
 
結果。やはり、うまくいった。どうですかうふふ。
これ、職場のトイレで撮ったので、照明が違い極めてフェアじゃないんですけど、その代わり化粧が9割がた剥げてるんで許してちょんまげ。どっちにしても稗粒腫がないのはお分かりいただけますでしょ。
 
これはもう、精鋭の成長因子群が穴あけの欠損部分を効率的に修復し、要らんものを排出していってくれた成果だと思っております。
 
 
しかし、これとは別にもう一つ思い当たる節があるんですよ。
ちょいと抗炎症の強化対策をしてまして、そいつがまたひと役買っていただろうと踏んでいます。
 
その抗炎症対策のお陰か、まあ照明詐欺もありますが、粒腫跡だけじゃなく全体的にコンディションよさそうに見えませんかい?
気のせいかもしれませんがそんな感じがしませんかい?
 
 
・・この流れからすると、「どうせここでタイトルのビタミンDが出てくるんだろ?」などと安易にお考えでしょう。はい、その通り、ビタミンD3です。
 
ビタミンDは日に当たれば体内で作られるものですが、季節や緯度で生産量も大きく変わりますし、なにより通年UVカットな時代ゆえ、太陽さんに任せっきりにもできないのです。
 
鮭、しらす、鰻にも多く含まれますが、毎日は食べるってのもなかなか骨が折れる。
血中濃度で言うと、20~30ng/mLほどが適正数値とのことですが、実際足りている日本人はだいぶ少ないそうです。
 
ですんでもう、悪いこと言いませんからサーファーの方以外は全員摂ったほうがいいような気さえしておるのです。
とは言い条、脂溶性ですから過剰摂取(血中濃度50ng/mL~)には留意が必要ですが。
 
 
さて、そもそもビタミンDとは。
D2~7が存在し、比較的活性の高いのが植物性のD2と動物性のD3。で、3のほうが有用率の面でよいと言われています。
 
働きとしては、長らくカルシウムの吸収くらいしか謳われておらず、CやE人気に大きく水をあけられていた日陰のビタミン。
かくいう私もマルチビタミンに含まれる量(400IU)しか摂っていませんでした。
しかしここ10年くらいの研究成果により俄然注目されているのであります。
 
免疫機能、内分泌、心血管系、一部の癌、うつ、歯周病、虫歯、糖尿病、神経系、心肺機能などに関わり、ものによってはかなりのエビデンスもある模様。もうオールラウンダーすぎてクラクラしてきますでしょ。
 
乳がんや子宮がんの罹患および再発低減に至っては、あの国立がん研究センターが言及し、厚労省も糖尿病の予防になると発表しています。
また、風邪やインフルエンザ予防や早期回復にも一役買っており、インフルに至っては予防接種組より適量のD3摂取組のほうが遥かに罹患率が低かったという調査結果もありました。
 
 
と、まあ興奮してあれこれ書きましたが、勝手に尊敬しているライナスポーリング様の研究所サイトをご覧いただいたほうが遥かに有益です。
研究所では、成人は1日あたり2,000IUのビタミンD3の摂取を推奨していますぜ。
 
そしてもう一つ、ハーバード大医学部教授チョプラ博士によるコホート研究(大規模・長期間)から編み出された「健康習慣のビッグ5」でもググってみていただきたい。
リンクを踏んだが最後、お前はもう飲んでいる。
 
 
とまあ、すぐにでも読みたくなるエビデンスや実績最高のサイトをご紹介しましたので、ここからはそれでも私とD3のお話にお付き合いくださるという慈悲深い方々にのみ捧げます。
 
量を意識して飲み始めて数ヶ月、実感は次の通り。
 
・肌全体のコンディションがよい
・こーのPMSからの、卒業
・排卵期に来るしぶとい偏頭痛がほぼゼロ
・寝覚めがよい
・関節がガクガクだ風邪くるか戦慄→翌日元通り
・毎日激混み首都圏満員電車でもnotインフルエンザ
 
そう、ビタミンDはやみくもに免疫システムを強化するのではなく、「調整」する。
 
それはつまり、さまざまな免疫細胞について、弱っていれば強く、暴走していればたしなめるというわけです。これは、風邪やインフル罹患率は下がり、過剰になって起きるアトピーやアレルギー症状にもよい報告がある所以でありましょう。
 
ということはですよ。爆発ニキビにも光が射しているではありませんか。
腫れて膿むニキビってのは、脂と炎症のコラボレーションです。そこで炎症をキッチリ抑えてくれれば、男性ホルモンDHTのせいでテッカテカし続けようとも、そこまでで済む可能性が見えてくるというものです。
 
 
と、このようにいいことづくめなビタミンDですが、摂ったら即そのまま使われるってわけではございません。
肝臓で水酸化され、血流に乗って腎臓で活性型ビタミンDにされて初めて使い物になるんだそうです。道は長い。
その活性型に至るまでには、多数の代謝酵素やビタミンKが必要なので、Dだけ飲んどきゃいいってもんでもないのです。
 
そのザロンゲンワインディングロードを経て、めでたく活性型ビタミンDになれましたらば、ビタミンD受容体に取り込まれることで、ようやく働けるのです。
しかし、その受容体が機能するにもこれまた代謝酵素が必要。
この代謝酵素ってのは至るところで作られるので、胃腸で働く消化酵素のようにサプリで現場に直送するわけにはいきません。
従って自力で作ることになります。ですんで、そのための原料も必要になってまいります。
 
要はまあ、なんでも食べろってことなんでしょうが、特にフォントを大にして言いたいのは
「ビタミンDを活かしたいなら多種類のミネラル、アミノ酸、ビタミンKも摂ろうじゃないか」
ということです。
 
ではこいつらをどう摂るか。
食事でまかなえればいいんですが、このご時世そう簡単なことではございません。
一つ例を見ても、土壌のミネラルも50年前とは比較になりませんから。
 
ミネラルは元素ゆえ、人間ごときにゃ作れませんので希望の命水で摂ります。
 
アミノ酸はスピルリナで。
残念なことにお気に入りのDIC社製が日本発送NGになってしまい、カリフォルニアのオーガニックものに変更しました。
 
ビタミンKは週2~3回納豆を食べる人なら足りるそうですが、私はそこまでじゃないんでD3+K2サプリを摂るのであります。
 
 
D摂取の推奨量についてはいろいろ言われていますな。
季節、緯度もありますし、肥満度や元からのメラニン色素量などの要素で適量に個人差はあるでしょう。
 
1μg=40IUという単位で示されますが、ここはIUでいきます。
 
日差しの弱いこの時期、私は3000~4000IU/日を摂っています。
1000IUという人もいれば5000IU、10000IUといった猛者もいらっしゃいますが、ビタミンD毒性発生の閾値は10,000~40,000 IUと言われておりますから、小心者の私なんぞに万越えの勇気は出ません。
 
まあ、ベストは血液検査でD濃度を調べてから決めることなんでしょうけどね。
私はそこまではしないので、厚労省の耐容上限量表などを参考にしながらアンパイなところで様子をみています。
 
 
 
この表なんかを見て、子供には1粒で400IU取れるお子さま用グミを日によって2~3コ渡しています。
 
これがまたおいしいらしく、いくつも欲しがるのを止めるのが大変。
まず過剰症にならない量にはしていますが、高頻度で納豆も出すようにしています。
 
てなわけで、我が家のD事情はざっとこんな感じ。
ビタミンD3摂取量→大人最大4000IU、子供ら800~1200IU
ビタミンK2摂取量→大人最大180mcg、子供ら納豆週2~3回
そして彼らは、至るところで私にこっそり希望の命水を仕込まれています。
 
成果としましては、99年からの統計以来最大級のインフル罹患数を叩きだした今シーズン、2人ともめでたく回避。
たまに風邪は引きますが元気で回復も早い。
やや花粉症持ちの上の子は、職場の花粉症の方はすでに辛そうに仕事を抜けて薬をもらいにいっているのに、今のところ薬ナシでたまにくしゃみする程度で済んでおります。
 
 
それでは最後に、今後においての期待をば。
 
<虫歯対策>
前回記事で、定期健診で初めての虫歯ゼロ判定に小躍りしたことをお伝えしました。
ビタミンDは、歯の生え変わりだけでなく再石灰化にも大きく関わるとのことなので、こいつは見逃せないんだぜ。
骨に関わるものはやっぱり歯にも関わるってことなんでしょうかね。
 
外側からは木曽檜歯磨きジェルで菌成敗、内側からはビタミンDで攻めたいと思います。
また、妊娠中に適正なビタミンD濃度を保っていると子供も虫歯になりにくいそうで、こればっかりは早く知っておきたかった。
 
 
<AQの更なる効果アップ>
これまでもエレクトロポレーションでの導入や、ミネラルであらゆる代謝をスムーズにすることで、パワーアップを図ってまいりました。
 
次はビタミンDで、これまた内側からの支援です。
私の最大ともいえる弱点「炎症による汚肌促進」にちょっと待ったをかけ、大どんでん返しを狙うのです。
炎症を起こしづらい肌なら、修復されれば仕上がりはより良くなるはずです。
 
暴れまくる荒くれ者のヤンキーを更生させるのと、キレたりしない普通の子を教育するのでは、どちらが早いか?って話です。
せっかく選りすぐりの成長因子陣で構えているわけですから、どうせなら伸びる子をあてがいたい。
 
という感じで、新たにビタミンD強化を仲間に迎え、体、肌共に向上を目指しております。
とは言い条、くれぐれも摂りすぎには注意です。何ごともほどほどに。って私に言われたかないでしょうけども。
 

珍しく1ヶ月に2つも記事を上げたかと思ったら、次は3ヶ月放置したりどうしようもないんですけど、見捨てずに↓こいつら、1日各1クリックしていただけませんでしょうか。

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