人も物も。
条件だけを見たのでは、やはり分からない。付き合ってみなけりゃ実際のところは本っ当に分からないものです。
十味敗毒湯。
やっと巡り合えた運命の漢方だと思ったんですよ。
だって
「女性ホルモンエストロゲン(皮脂抑制、キメが整う)産生促進。
男性ホルモン(皮脂垂れ流し・毛穴詰まり支援)抑制。
アクネ菌自体も抑制。
過剰皮脂分泌の男性への実績多数!」
っていうんですよ、あなた。
こんなんもう重症ニキビが見たら、やっぱりそうだめぐり合えたんだずっと探してた薬(ヤク)に!うれしい!たのしい!大好き!くらい舞い上がるじゃないですか。
そう、あれは遡ること20余年。
爆発ニキビ全盛の頃2年ほど処方された「当帰芍薬散」。
私には驚くほど効果のなかった漢方です。
その数年後「顔色悪し、冷え性、色白、やせ型、隆起や化膿のないニキビ向け漢方」だとネットで知ることに。
ひ、冷え性とやせ型んとこしか合ってねえや!
そりゃ治んねえ。
肝心のニキビの状態に至っちゃまるで正反対だし。
活火山がごとく隆起し、化膿の見本みたいなニキビ相手になに処方してくれてんのじゃ。
そんなわけで、嗚呼あの時の処方が「十味敗毒湯」だったならば私の人生違ったのに、、と恨めしく思いつつ、40過ぎてようやくそれを手にしたわけです。
ええ、数日はいいような気がしましたよ。
ところが頬や口周りに次々と炎症こもりニキビが出現し始めましてね。
これはきっと膿を出してる好転反応だ、じきに収まる、そうに違いない、、と己に言い聞かせてみるも暴走は加速の一途を辿るのみ。
でももう、私は変わった。
無意味に信じ続けて時間を無駄するような自分は卒業したんだぜ!
というわけで、生理前ニキビに相性のよい「桂枝茯苓丸加ヨク苡仁」に切り替えました。
しかしながら、条件は合ってるはずなのに全然アカン。なんと、いつも比較的マシなおでこ、首筋にまで延焼。もう手が付けられない。
こいつも半月でギブアップ。
結局私のニキビには、当帰芍薬散も十味敗毒湯も桂枝茯苓丸加ヨク苡仁も合わなかったわけです。
もしかしたら「清上防風湯」とか合うのかもしれない。けど、ニキビ向け漢方はちょっと打ち止め。
でも惨状はまだ続いている。この肌どうしてくれようか。
人は見た目ではないとか言いますが、理想と現実って違いますからね。
ほとんどの事柄は遺伝子で既に決まっていると説かれた著、橘玲氏「言ってはいけない」にもこの通り容赦ない記述がございます。
「あらゆる社会に共通する美の基準は顔の対称性と肌のなめらかさで、、(略)」
肌。きたよ。ほらご覧。肌だってよ。しかも超絶共通事項。
見た目で健康そうかどうかを本能的に判断するんでしょう。生き物の命題は種の保存ですから、もうこれは致仕方ない。誰も悪くない。
この掟からはキュウリでさえも逃れられない。
みずみずしく新鮮で食べてみればおいしくたって、形が悪ければ「不揃いキュウリ」として安売りされる。
人間界でも、美人と不美人では、生涯収入で3,600万円もの差がつくというデータもあるくらいです。
残酷だけどこれが現実なんですよ。
生きていくには、これに悲観するのではなく現実を知って立ち回り方を考えるのです。
そう、3,600万の差を埋める策を講じてみるとか。
今なら闇営業とかさ。
いや、やっぱ堅実にサプリ考える。
これを6,000IU/1日摂取。
ビタミンDには全世界の人に摂ってもらいたいくらい様々な作用が確認されていますが、ここでは抗炎症が狙い。
実際これだけでもだいぶ引きましたが、口周りとこめかみに排出されない盛り上がった角栓状のニキビがしぶとく居座りやがる。
そこで今回追加したものが「MSM」。
メチルスルフォニルメタンという有機イオウ化合物です。
イオウ。ミネラルの一種。
イオウといえば、青春時代のニキビで誰もがお世話になったビフナイトが思い浮かびます。
そのイオウ、炎症やアレルギーを抑え、解毒作用を持ち、肌のコラーゲン産生や結合組織の強化に関わっているのです。
そんな旧知の仲であったはずのイオウをすっかり忘れていた無礼を詫びながら、MSMを摂取することに。
まだ10日ほどですが、これがかなりいい感触。
最初はそこまで注目してなかった存在こそ逸材だった。
1983年ドラフト5位、中日の山本昌のレジェンドっぷりを彷彿とさせるものがあります。
まあとにかく生理前肌の調子が相当いい。
命の母ホワイト+ビタミンD3&K2の強力タッグにMSM3,000mg追加したところ、この時期ならばここぞとばかりに暴走するニキビの残党どもが、見るも無残に縮小消滅していきましたから。ふふふ、いい気味。
そうそう、ミネラルってのは多種類のバランスが大事です。
ミネラル不足の状態で単一ミネラルを過剰摂取するのは、詳細は割愛しますけれども本当にヤバい。
「○○が▲▲に効く!」と聞くとその一品に飛びつきがちですが、オプションってのは、あくまでもベースが整った上で初めて、安全かつベストな力を発揮できるのであります。
例えば数学だってそう。ベースの学力もない私に、いきなり微分積分の講義を3時間浴びせたら活かせないどころか発狂します。そんな感じ。
また、あらゆる栄養は代謝されて実際に使われてナンボですが、そのための代謝酵素ってのは、多種類ミネラルが主要人物ですからね。
本当、なにするにも臨戦態勢(イオン化)の多種類ミネラルを飽和状態にしておく意気込みが大切。
ですから、どんなサプリを試すにも72種以上の取り込まれやすいイオン化ミネラル「希望の命水 」は絶対に欠かさないのです。
最近の我が家では、子供のほうから「ジュースにまだミネラル入ってないけど?」と言ってくるくらい、洗脳が進行しています。
これ相互会員で定期購入するなら、7月中だと1本タダだそうです。
って、はみんこが言ってたよって申込書に書いてくれると、私ももらえるので嬉しいんだぜ。
7/25までここからサンプルセットがもらえるそうなので、使ったことない方はもらってみては。
ミネラルの入浴剤まで試せるそうですぜ。
あ、そうそうイオウの話してんだった。
なんとイオウさん、痛みの伝達物質をぶった切る作用で関節痛や肩こりの痛みにも使えるそうで、長い付き合いになりそうです。
さらに、爪の組織にも関わるのでギター弾きにもおすすめしたい一品ですよ。
しかもこいつは低分子なミネラルだから、吸収されやすいため塗ってもよいのです。
てなわけで、こんなMSMクリームまで使ってます。
ベタつかず使いやすい。
1,000円ちょっとで安いし。
ニキビと肩こりにも有効とかもはやわけ分からんシロモノですけど、肩こり首こりの痛みもそこそこ緩和してます。
イオウさん、伊達に箱根でイオウ臭発してるわけじゃないんですね。
さてさて、上記の優秀な栄養素たちが「肌にも」効いてるのって、やっぱりこいつ在ってこそなんです。
AQ アクティブセラム 。いつものやつ。
というのは、肌の成長因子がちゃんと仕事をしてなけりゃ、いくら栄養を摂っても肌は変わらないからです。
彼ら成長因子は、真皮や表皮の細胞を増殖させたり、不要物を分解させたり、運ばせたり、現場での司令塔なわけです。
でも、もともとの成長因子の仕事っぷりにももちろん個人差があるわけでして、、。
私の幼少期は、かなり恵まれた食生活でした。
母はネットもない30年以上前に「白米や白砂糖ではミネラルビタミンが不足する」と胚芽米やきび砂糖を使い、梅干しや味噌も作り、お惣菜を買ってきた記憶もほとんどないような人です。
そして子供の就寝時間は21時前だったので、本来、私は美肌でいいはずの人間でした。
この生活のおかげもあってニキビと瘢痕以外(あと虫歯)は特に困ることは起きず、でもとにかく肌ばかりがひどくなった。
つまりこの肌については、ひとえにDNAによる「体質」と推測できるわけです。
まさに先述の著「言ってはいけない」の通りなんです。
つまり肌にまつわる成長因子どもがヘッポコということですね。ヘッポコ。
ちゃんとこいつらが働いてさえいれば、仮にひどい炎症ニキビになろうとも元通り平坦な肌に戻せるんですからね。
いい環境に置かれていたのにそれができないんなら、もうできる子(成長因子群)を投入するしかないんですよ。
だから精鋭だけでバランスよく組まれたAQの成長因子を狂ったように敬愛するわけです。
摂取した各種ミネラル、ビタミンD、MSMたちは体の至るところで活躍するわけですが、肌においても力を発揮できるようにしてくれているのがAQ成長因子の命令なんです。私にとっては。
さて、USBメモリを漁ってたら10年前の画像が出てきたので、ここでいっちょ誰も得しないスッピン対決を敢行することにしましたよ。
湿潤療法をキズパワーパッドの自力成長因子だけでやって3年目の2009年↓
サプリもだいぶ充実、AQ成長因子8年目の2019年↓
外出時は、これに下地とファンデーションでできる限りマシにします。
終盤にこんなのどアップでブッ込んで本当にすみませんでした。
さてさて、だいぶいい具合にアイテムがそろってきた感じじゃありませんか。
高校の頃にビタミンB群を飲み始めたのがサプリデビューでしたが、我ながらずいぶんと発展したものだと思います。
幅広く情報を得て、素早くブツを入手できるのは、ネットのおかげですね。
そしてこんな垂れ流しを読んでもらえて、声をかけてもらえるのもネットのおかげさまです。
びっくりするほど久々の更新で、ブログってこんな感じでいいんだっけ?という感覚です。
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