奈良県の会社に再就職が決まり、
NEO-Gucchan号を売却したことは報告しました。
結局今年になってから、
一度もボートを浮かべることができないままNEOを売ってしまったので、
外房のゲレンデには何の報告も挨拶もしていません。
関東での日々も残り少なくなってきたので、
一度外房まで行って、できれば現地の方々に挨拶しようと思いました。
対象は駐車場管理をしてくださっている鈴木さん夫妻と、
困った時に助けていただいた漁師の丸八丸さん。
4月18日、ささやかな手土産を持参して外房まで車を走らせました。
通い慣れた外房への房総半島銃弾の道。
コーナーの一つ一つまで熟知している、いつもの道路ですが、
この日は少し寂しいような、不思議な感覚でした。
いつもの港、ゲレンデです。
港外はやや波があって穏やかではなかったのですが、
港内は全くの凪でした。
この船道を通って毎回沖に出ていたんですね。
ちょっと荒れています。
決して広くない、かなり老朽化したスロープ。
でも、ここで簡単にボートの昇降ができてようやく一人前、
外房のトレーラブルマイボーターにとって、陸と海の唯一の接点です。
いつもの堤防も、この日は少し寂しく感じましたね。
「おい、早くいつものようにボートをつなぎなよ」
そんな言葉を投げかけられているように感じました。
幸い鈴木夫妻、丸八丸さんともにお会いでき、
直接感謝を伝えることができました。
鈴木夫妻からは逆にお土産までもらってしまいました。
「こっちに来ることがあったらまた寄ってよ」
本当にありがたい言葉です。
12年間通い続けた外房のゲレンデ、まさに故郷のような居心地の良さ。
千葉を代表する有名な海水浴場、
きれいな白い砂浜と透明度の高い海はこの地の自慢です。
もうボートも無いのでそのまま帰るしかありません。
後ろ髪を引かれる思いを感じながら、外房を後にしました。
このブログで度々登場した千葉県の某野池、
外房からの帰り道の途中で方向転換すると、
比較的簡単にアクセスできます。
昨年は4月24日に初挑戦してタナゴ爆釣していたので、
そろそろと思って確認に行きました。
残念ながら30分ほど探って全く反応無し。
遅れているのか、タナゴがいなくなったのか?
来月以降にI君が確認してくれるでしょう。
今年のスタートを体験できなくて残念!
まだ朝の10:00前なので、
そのまま帰るのではなく、タナゴに癒されるべく市原園へ。
ちょっと風が気になったのですが、
魚の活性は比較的高く、
ミニマムから、
まずまずサイズまで、
腕の無さで苦戦しながら、なんとか、
そこそこ遊ばせてもらいました。
最後に千葉県のご当地ラーメンである竹岡式ラーメンの人気店、
市原市の王将で昼食。
チャーシューメンと餃子。
半日ではありましたが、房総のおさらいをしたようなコースとなりました。
特に外房は、忘れ物を取り戻したようなホッとした感情と、
やはり寂しさというか、喪失感の両方を強く感じました。
できればこの外房ゲレンデが、いつまでもボーターたちのパラダイスであり続けますように。
そして再びぐっちゃんがこの地に立った時、
今までと変わらない姿で向かえてくれることを祈ります。
一旦、さらば外房、です。
それではまた おやすみなさい