2月2日

 

神戸の北側には六甲山が怖い顔のガードマンの様に立っているので、軽いポタリングは東か西に行くしかない。

大阪方面への東向きは国道2号線か国道43号線がメインルートだけど、交通量が多すぎてポタリングコースとしては面白みがない。

快適に走れる裏道を探してみよう。

 

神戸市内にはレトロ建築が多い。

現在、地下鉄みなと元町駅の入口になっている『旧第一銀行神戸支店』の外壁は1908年築の辰野金吾物件だ。

これより6年後に完成する東京中央停車場と同様に、赤レンガに白い花崗岩が特徴的で、目地は覆輪目地になってた。

 

三ノ宮から芦屋までの西国街道は、大名行列に使われる西国本街道と庶民が使う西国浜街道の2ルートがあったそうだ。

今日は灘五郷の酒蔵を訪ね易い、海側の西国浜街道を走ってみる。

 

御影郷にはTVのコマーシャルでも名前の聞いたことにある酒造メーカーがある。

 

■白鶴酒造資料館は大正時代の酒蔵を利用している。

冬場の六甲おろしの北風を建物内に取り込みやすくする為に、東西に長い建て方なんだって。

 

醸造についての説明もリアルなマネキンのおかげで、分りやすい。

 

 

 

■菊正宗酒造 

『甘口が多いとお嘆きの貴兄に、・・・  やっぱり俺は、菊正宗』ってCMだったと思う。

 

冬場の出稼ぎだった丹波杜氏の秋から春までの酒造りの生活がよくわかる説明だった。

縦の関係は厳しいけど、食べ物はみんな同じものだったんだって。学生時代を思い出すな~。

 

東へ向かうと関西を代表する高級住宅地の芦屋。

芦屋川の河口付近は、かつてのセレブの海水浴場だったそうだ。

 

周辺の海岸線は埋め立てられて、明治の初め頃とは随分と景色が変わっただろう。

西宮の海岸に海防の為の砲台が残っている。

高さ12メートル、大砲2門を備えた砲台はとても近代的に見えるが、外壁は漆喰の在来木軸工法だ。

完成の1863年は明治維新の5年前の事だ。

 

今日のお土産は白鶴の酒粕のレトルト雑炊と菊正宗酒造の大吟醸と酒粕入りレトルトカレー。

酒蔵見学だと、甘いお土産が少なくなるな・・・

 

しばらく神戸市内周辺の見学施設を回っていたのは、MUSEUM LINKのスタンプラリーがあったから。

エリアの有料、無料の見学施設21か所の内5カ所のスタンプで記念品のクリアファイルがもらえるのだ。

知らない街の事を知る事が出来たし、お土産も貰うことができたのでした。

 

約50キロ走行。

 

 

 

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