神戸散歩　生田神社の裔神（えいしん）八社巡り

神戸の繁華街である三宮は生田神社の八社の裔社（えいしゃ）のある三宮神社の地名が由来だ。

節分の頃に一宮から順に回って厄除けと祈願する風習があるそうだ。

生田神社は神攻天皇の創建。

祭神の稚日女尊（わかひるめのみこと）は糸を紡ぐ神から縁結びの神と言われる。

若いカップルのデートスポットでもある。

八社巡りはココからスタート。

一宮神社

各社の祭神は、日本神話のアマテラスとスサノオの誓約の段で産まれた三女神五男神で、一宮神社は田心姫命（たごりひめのみこと）だ。

手水舎は奈良県の大和郡山城主だった本田忠直宅の御門が移築されている。　瓦にも本の印が付いていた。

二宮神社

某アイドルグループのメンバーのファンの聖地だとか・・・

三宮神社

大丸神戸店の前にあり、人通りが多い。

明治元年、備前藩とフランス水兵とが衝突した神戸事件の現場で、当時を同時期の大砲が展示されていた。

四宮神社

一杵島姫命（いちきしまひめのみこと）は水の神様だそうだが、歴史を見ると火事での消失の多い神社だった。

五宮神社

山手の高台にあって景色がいい。

山の新緑がきれいだった。

六宮神社と八宮神社

明治４２年に県庁や学校の建設で合祀され現在の八宮の場所に移転された。

神戸駅からハーバーランドに寄り道。

神戸造船に深海探査研究船の『かいれい』が着岸していた。

無人潜水機『かいこう７０００』の母船だ。

七宮神社でゴール。

スタートの生田神社とその周辺が神の土地とされ『神戸』の地名の元になったとか。

それぞれの裔社は繁華街や住宅地に気が付かない隙間の様に残っていて、その隙間の先が１３００年前にタイムスリップできる入口だったら・・・なんて想像してみる。

阪急三ノ宮駅からスタートして新開地駅をゴールとしました。

約１３キロ、歩いて３時間ほどの行程です。

ルート

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