彼岸も過ぎれば、秋の景色が見たくなる。
黄金色の田圃と彼岸花を見に多可町に行ってみよう。
神戸電鉄粟生線の小野駅まで輪行して加古川沿いに走り出す。
河岸段丘の低い丘に空が広く感じる。
加古川線の枝線だった鍛冶屋線が廃線になったのは1990年4月で30年前の事。
当時は野村駅って駅名だった西脇市駅から旧JR鍛冶屋線の廃線跡を辿る。
西脇市駅北側の野村第3踏切から右にカーブする加古川線。鍛冶屋線跡は左側の遊歩道。
13キロ6駅の廃線跡は遊歩道や一般道に再利用されています。
西脇駅跡。
当時は野村駅から山間部の谷川に向かう加古川線より、西脇駅からの乗客が多い鍛冶屋線の方が本線の様だったそうだ。
今も西脇市の中心はこの周辺だ。
市原駅跡。
鉄道記念資料館として、駅舎と賑やかにペイントされた2両のキハ30が展示している。
全長13キロの中間地点となる羽安駅跡。
10年程前に来たときは廃線跡は田んぼの中の遊歩道だったけど、道路に再利用され自転車レーンも整備されている。
多可町内では、中村町跡の公園や遊歩道、杉原川を渡る鉄橋を通り終点の鍛冶屋駅に到着。
駅舎とキハ30が1両展示されている。
駅の周りがロータリーになっているので、西脇から13キロのサイクリングロードの折り返し地点って施設にすれば面白いのにな。
折り返しの立ち寄りポイント。
田圃の風景は兵庫県名産の酒米、山田錦かな?
彼岸花の名所と紹介された、間子(まこう)の思出川沿いの彼岸花。
地元の方が大事にお世話をされているそうだ。赤、黄、白の彼岸花の群生が見れる。
翠明湖はロックフィルダムの糀屋ダムのダム湖で一周8キロの周回コースがあると聞いていたが、ダムの堤体が通れず一周は出来なかった。おまけに、コロナ対策でダムカードも頂けず・・・
黄金の田圃、彼岸花。廃線跡の緩やかなカーブと駅の跡の休憩所。
思ったような風景が見れたサイクリングでした。
これからの、金木犀の匂いや日暮れに鼻がツンと痛くなる寒さの晩秋のサイクリングも楽しみです。
約80キロ走行
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