11月14日
姫路市は兵庫県第二の都市で面白そうなエリアなんだけど、神戸市から60キロも離れている。
自走じゃキツイけど、輪行なら新快速で運賃990円乗車時間も40分なんだよな。
輪行袋を解いたJR姫路駅北口からすでに国宝姫路城が見えていて、すぐにテンションアップ。
姫路市街地から約30キロ北上し安富町へ。
ここからは雪彦山で行き止まりになる県道410号線を行く。
皆河集落にある千年家と言われる古井家住宅を見学する。
平安時代後期の建築らしいので、築450年って事。
にわと呼ばれる広い土間におくどさんと厩がある。
おもてとよばれる間の床板には手斧(ちょうな)による職人技の削り跡が見える。
現在の板を削る大工道具は鉋(かんな)だけど、当時はまだ無かったのだろう。
林田川を遡ると、安富ダム。
ダム湖に映る色付きはじめた紅葉がきれいだった。
山が開けると関集落に到着する。
律令時代の姫路の国名は播磨国で、その山奥だから奥播磨。
ここはかかしが出迎えてくれるかかしの里。
縁側で休憩している住民。よく見れば、かかしだった。
ずっとおじさんがこっちを見てるので、会釈したらかかしだった。
集落のアチコチにかかしがいてる・・・いや、住んでいるんだ。
作業中のおじさんもかかし。
バス停のおばあさん達は、安富町の病院に行くのかな?なんてストーリーを想像しちゃう。
かかしの里村長の播磨鹿之助さんがおられました。村について聞いてみます。
村長:『集落には130名のかかしが住んでいます。人間は15人です』
※他にイベント要員や他エリアに移住しているかかしが300名近くいるそうだ。
しばらくの間見かける人が人間かかかしか分からなくなる、不思議な経験をしました。
帰路は林田川に沿って国道29号線と旧因幡街道。
林田川が揖保川に合流し、瀬戸内海にそそぐ河口地点まで走った。
※河口まで〇キロって看板を辿ると、マイナス0.4キロって表示。
カウントダウン間違ってる?
88キロ走行
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