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「ハウルの動く城」 と、魂の脱植民地化

2020年06月21日 | DVD・映画

この世(特に日本)が息苦しい(生き苦しい)のは、自由が少ないからだと思う。

まさか?

”正義”や”常識”の押し付け、”空気を読め””みんな””ふつう”という同調圧力、
偏見差別による抑圧、、、目立つと叩かれる、、、

テレビや新聞、広告などメディアのウソや欺瞞によるマインドコントロール、洗脳、、、
学校や家庭でのマインドコントロールや(精神的?)暴力、

文明化による経済成長神話、、、お金や市場(企業)の支配、、、競争心理、、、

家庭と会社、地域や様々な場面で、色々な立場と肩書をもち、それぞれを演じ分ける現代人。
自分の魂、本当の”自分”はどこをめざしていて、どう生きたいのか、、、
自分の思いに気づいてる? 無意識のうちに無視していない?あきらめてない?、、、

あげればきりがない

須藤さんが離党したのも、応援したい人を自由に応援できない組織だからじゃないかな?
筋が通らない、、の”筋”って何?票をくれた人や党への義理? 自由はないのね、、、

「魂の脱植民地化とは何か」(深尾葉子著)という本を読んで、2004年の「ハウルの動く城」を観た。2回。

当時は、ハウル役がキムタクなのが違和感あって(あまり好きじゃなかった?)見てなかった。
けど、今思うに、人気アイドルだったキムタクはドンピシャのはまり役だったと思う。

アイドルってある人格を演じる”偶像”(実際の人格ではない)て意味だからね。



ガラクタを寄せ集めたようなハウルの城は、現代社会を表しているとも言われてるようだけど、社会を作っているハウル(個人)の「魂」を表していると「魂の脱植民地化」の著者は言ってます。

ハウルは、この複雑で欺瞞に満ち溢れた不自由な社会を、少しでも”自由に”生きるために、
本当の魂を心の奥底にある闇に押し込め、偽りの人格を生きている。
この作品は、ある人物だったり社会だったりからの呪縛によって、植民地のようになっている魂を解放していく過程を描いているのだと、そういうつもりで観ると大変深い素晴らしい作品でした。

ソフィも長女という立場に縛られている。(魔法によって老婆になっているが、自分に素直になっている時には若返る)
案山子のカブも、老犬ヒンも、魔女も”囚われて”いる。
素直で自由な心を持つのはマルクルという少年だけ。

 

みんな誰だって、程度の差こそあれ、魂を植民地化されてるよねえ。
子どもの頃のトラウマ(心の傷)無意識下に押し込めてる(←インナーチャイルド)

自由になりたいね。

社会をつくっているすべての人たちの、
囚われている心、魂を解放し、
自由で創造性豊かな(創発)

よりよい社会にしていきたいなあ。

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