ローンの残高や副業をしていることを
会社の人に知られないようにする
そのために
「市県民税(住民税のことです)を自分で納める必要がある」
ということは知っていても
具体的な手続きまでは紹介されていないようです。
お家のパソコンで簡単に申込する方法をご案内します。
<今日の目次>
1確定申告はWebがカンタン
2市県民税(住民税)を自分で納める手続き
3
こんにちは、サラリーマン家庭の手取り額を増やすアドバイスもしています。
ファイナンシャル・プランナーの前田菜穂子です。
<1・確定申告はWebがカンタン>
サラリーマンやパートで働く人は
毎年12月に会社に提出する「年末調整」の書類で
納税に関する手続きは完了するのが通常です。
ところが、
その年にマイホームを買った人や
ダブルワークをしている人は
次の年の2月16日から3月15日の間に
確定申告という
納税のための手続きが必要になります。
その確定申告という作業は
電卓ぱちぱち叩きつつ書類に手書きをする方法と
国税庁のサイトにアクセスしてWeb上のフォームに入力する方法があります。
Webでの確定申告は、操作や用語の理解に躓いても
解説ボタンを押せば初めての人でも
すぐに解決することができます。
必要な数値を例にならって入力するだけで
税額の計算は自動です。
<2・市県民税(住民税)を自分で納める手続き>
確定申告の画面が進んでいくとこのような画面にたどり着きます。
プルダウンで都合のいい方を選ぶことができます。
納付の手間がかからないのは「給与から天引き」
給与天引きで住民税を納めることを「特別徴収」と呼びます。
自分で住民税を納付することは「普通徴収」と言います。
個人事業主なら「普通徴収」が”普通”ですが
サラリーマンにとってはは「特別徴収」が”普通”です。
ご覧の画面でサラリーマンでも
自分で住民税を納める「普通徴収」にすることができます。
給与以外に収入がある事を知られたくない人や
住宅ローン減税をはじめて利用する人
住宅ローン減税は2年目以降だけど
ローンの状況について会社に内緒にしておきたい人などが
普通徴収を選びたいと思われるのではないでしょうか。
<3・自分で納める場合の3つのデメリット>
1納付の手間
給与天引きなら納め忘れはありませんが、
自分で市県民税を納付する「手間がかかります」。
2一気にお金が減る痛み
給与天引きなら1年分の住民税を12か月に分散して徴収されるので
税金を納めている感覚は薄くなりがちです。
自分で納める場合は年4回(6月8月10月1月)
例えば年間12万円の市県民税(住民税)がかかったとして
12か月で割れば1回1万円ですが
4か月で割れば1回3万円
(※実際にはこんなにきれいに割れることはありません)
3資金繰りの難しさ
自分で住民税を納める普通徴収は
給与天引きと違い、回数が減る分1回あたりの金額が上がるので
納付期限までの資金繰りには要注意です。
納付月以外でうっかり使いすぎて滞納してしまうと・・・
延滞金がかかります。
期限切れ~1か月目までは年利7.3%
1か月目以降は年利14.6%
と計画的にお金を準備しておけばかからなかったはずの
余計な負担が発生しますのでご注意くださいね。
お読みいただきありがとうございました。
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