おはようございます 京都の小次郎です

 

今日は2018年10月21日 日曜日  

 

今朝はいつもと同じような時間に目覚めたのですが、PCが不調でブログの更新がこんな時間になってしまいました。

 

 

さて、今回も前回に引き続き京都市右京区太秦森ヶ丘町の「木島坐天照御魂神社」(このしまにますあまてるみたまじんじゃ/通称:蚕ノ社)をご紹介します。

 

この神社の現在のご祭神は

「天御中主命」(あめのみなかぬしのみこと)

「瓊瓊杵尊」(ににぎのみこと)

「大国魂神」(おおくにたまのかみ)

「穂々出見命」(ほほでみのみこと)

「鵜茅葺不合命」(うがやふきあえずのみこと)

の神々ですが、創建当時のご祭神はこの地に居を構えた渡来系の豪族「秦氏」が信仰する神が祀られていたともいわれています。

 

 

本殿の西、上段神池には明神鳥居を三基組み合せた「三柱鳥居」(みつはしらとりい)があります。

 

 

 

 

八角柱を3本立て、笠木、島木、貫などを渡し交差させているこの鳥居は、上から見ると3つの鳥居が正三角形に組み合わさった形となります。

 

この三角形の鳥居の先は夏至と冬至の日の出、日の入りの逍拝線上にあるとも、三角形のそれぞれの線上に秦氏ゆかりの社・古墳、南東の伏見稲荷大社、南西の松尾大社、真北の双ヶ丘が配置されているとも言われています。

 

 

 

前回のブログでも書かせていただきましたが、この神社も9月4日に京の街を襲った台風21号による被害が各所で見ることができます。

三柱鳥居のある神池前にある鳥居は大きく傾いていました。

 

 

 

台風の被害に遭われた全国の方々が一日も早く元の生活に戻ることができるよう願っています。

 

 

次回の「小次郎の京散歩」は、京の紅葉名所の今をお届けする予定です。