せめてもの救いは

 あくまでこれが

 ゆづる自身が

 選んで決めた事だ。
 ミナトの失態を

 カバーする時は、

 ミナトの為でもあった。

 愛の為に我慢した。
 今回は自分が

 今回の問題を

 乗り越えるためだ。

 やらされるのは

 悔しいが、

 同じ悔しいのでも
 まだ自分の意志で、

 自分の利益の

 為だと思えば

 マシだった。
 男の腰の動きが益々

 早くなり、パンパンと

 激しい律動で

 打ち付けるたびに

 ゆづるの中で
 ローションの

 ねちゃねちゃした音と

 絡まりあって卑猥だ。
 そうして男が唸り、

 ゆづるの体内に

 熱い物が吐き出された。
 畜生…楽しみやがって…。
 ゆづるの目に

 涙が浮かぶ。

 女のように

 中に熱い物が

 満たされる自分の

 身体が嫌だった。
 俺は女じゃない…!
 そう恨むゆづるの

 身体を男は向きを

 変えてもう一度求め、

 ゆづるもそれに合わせて
 受け入れた。
 

 

 

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