「愛してる」を読みに来てくださった多くの皆様本当にありがとうございましたあ!!

またもあんな展開で申し訳ございません!!!

最初わき役だった沢村ゆづるを主役にした「愛なんかない」がおよそ2,3年前?

に終了し、「愛なんかない」の最後はゆづるの自殺で終わり、あれも酷いんですけど

あれでとりあえず終わりでいいかと思ってました。

しかしゆづるは登場した当初からいつか人を殺してしまう男と言うイメージを持ち、

いづれ起きる悲劇を妄想し、その被害者が順で、順の過去を思い不幸なまま

誰にもちゃんと愛されることもなく死ぬだろう順を可哀そうになって

自己満足で「たんぽぽ」をかきました。

たんぽぽはゆづるに殺されることになるアイドル高坂順の供養の物語になっております。

そこでなんとなくゆづるがやらかしたのをにおわせて起きました。

何しろ自己満足なものでそれで放置でした。しかしある方から順君がどうしてあの山にいたのか

知りたいな~というお言葉を頂き、なんか書いてみようかなって思うようになりました。

ゆづるとそっくりな育ちをしている美少年のゆづるへの愛と、その愛を拒否するゆづるが

結局殺して山に埋めるんですが、この展開は本当にありふれていて、

最初は妄想だけで描かなくていいかなと思ってたんです。でも描きたい気持ちに変わりました。

で、初めは順君の末路を描くのが目的でしたが、「愛してる」第一話くちづけで松坂秀明が

 ゆづるに口づけするシーンを描いて、ああそういえば松坂とゆづるってちゃんと

 恋愛してない。ゆづるは少年の頃なし崩し的に囲われてしまってるなあって思い、

順君の殺される展開を描きつつ、

もう一度ちゃんと二人の恋物語を描いてみようかなって思ったんです。

冬馬やミナトは出会ったときのドキドキがあったけど、

松坂はゆづるが憧れたのに裏切られるところから

始まり、その後も裏切られ続けるんですね。それでもいつのまにか松坂を

愛し始めたゆづるの裏で理想の恋人、それも女を作って結婚してしまう。

(それ以外に別の男とも浮気してます。)

最低な男です。その男が「愛なんかない」で、自死したゆづるがこの世からいなくなる恐怖を

感じてやっと傲慢さをすてるとこから始めました。全部ゆづるに優先して、離婚もする。

でもさんざん裏切られたゆづるは信じられない。ライバルの女優も松坂にからむし、

もう絶対信じないと思う気持ちと、でもまだ愛してるという気持ちの苦しみに悩んでるのに、

順という精神の崩壊した少年の執着までもがネバネバと離れない。

順に負けないくらいゆづるも精神的におかしいのを順は理解しないで、ゆづるにすがって

殺されてしまいます。順には可哀そうだったんですが、その順が松坂とゆづるを

復縁させる存在になるという重要人物になりました。色々可哀そうな子です。

順を山に埋めるまでが松坂とゆづるの復縁物語です。ももちゃんが住む家も通ります。

ゆづるは松坂に逃げるか逃げないかの究極の選択をさせて愛を試します。

松坂は本当は警察について行ってゆづるに自首させるが正解だろうけど、

それはゆづるにとっては不正解で見捨てたのと同じになります。

たぶんまたぎゃあぎゃあ怒りだして暴れるんでしょう。

やっぱり俺を裏切るんだと、今のゆづるにはそうとしか思えません。

ゆづるの性格を全部分かっていたので松坂は死体遺棄と言う罪を犯します。

そんなわけでこのあとの二人は悲劇しかありません。

残念ながら二人がどうなるかはもやもやしか見えないっす。申し訳ござらん。

物語をかきだして非常に楽しみました。むしろ書かないでつもりでいたのが嘘みたいです。

描いてる途中何度もゆづるの女版を妄想しました。ヒステリックなヒロイン。ゆづ子ちゃんです。

冬馬は誠実な初恋の少年、ミナトはほぼヒモ、松坂はレイプして囲う。

碌なもんじゃない。主役を女の子にすると悲劇が増しますね。

ゆづ子ちゃんは死んだ初恋の少年を思い、松坂はプライドを気づ付けられ美女と結婚。

ゆづ子ちゃんが松坂を愛したのを分からず裏切り結婚式であいさつ。暗いわ~~~

それで順は美少女アイドルでレズです。ゆづ子ちゃんに付きまとい呪いの言葉をお浴びせ、

ゆづ子ちゃんは刺してしまいます。女の子なので一回刺すだけかな。

なんて考えてました。女性版の順もゆづ子ちゃんを愛しすぎたのです。

しかし考えてみれば「愛なんかない」は読んだけど「たんぽぽ」は読んでない人のほうが

圧倒的に多いので多くの皆様は今回の展開に驚いたかもしれませんね。

さて、そんなわけで?次は「月光」になります。「月光」はまた沢村ゆづる主演です。

気が付けばゆづるの主演作多いな~~

「晃と龍」にたまたま出したミナトくんのサディスティック彼氏沢村ゆづるを

主演にした「愛なんかない」連載当初果たして読みに来てくださるんだろうかと心配しましたが

エンムブック2で一番人気になりました。また「愛なんかない」の連載終了でその間に

何年も経過してしまって続編の「愛してる」を読みに来てくださるか

心配でしたがなんとほとんど戻ってきてくださいました。本当にありがとうございます。

こんなに長い空き時間があってもゆづるを忘れないでくださったみなさまに感謝です。

詳しくは「月光」の後に…。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ  
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
今日もご訪問ありがとうございます。

いいねをいつもありがとうございます。