みなさま~~読みに来てくださって本当に本当にありがとうございましたあああ~。
ゆづるがいないにもかかわらず最終話でもたくさんのご訪問感謝してますう~~。
この「月光」は本当は「愛なんかない」が終わってから1,2年後にこそっと
5話くらいの超短編ほぼあらすじを掲載して終わる予定だった話です。
愛なんかないのあと、一気に15年以上経過し、沢村ゆづるが刑務所に、
しかも誰かころしたらしいぞと皆様がざわざわするのを楽しみにしていました。
で、誰を殺したかは謎にしようかしらとか思ってたんです。
しかし、殺される高坂順に同情して供養の物語「たんぽぽ」を書きましたら
今度は高坂順をころすにいたる展開「愛してる」まで書いてしまいまして、
そうしたら今度は「愛してる」続編で逮捕されるまでも書きたくなり、
こりゃあ月光のラストまでかけずにストレスになりそうだし、書いてしまって
思いきり心置きなくドロドロした続編を書いてもいいんじゃないかと思ったのです。
月光はゆづるだけではなくキャラほぼ全員救済のスペシャル物語でございます。
ゆづるを救うのは冬馬ではありますが、最後の氷を解かすのは
ゆづるがころした高坂順の優しさです。あれでゆづるはやっと苦しみから解放されます。
ただし順がゆづるを愛したから、順がゆづるの人生を破壊したからだと思い込んだからで、
本来は許されるはずもない罪です。ゆづるは殺人を犯しましたがサイコパスでも
快楽殺人でもなく、怒りがとまらなくなると残酷になり、結果やってしまい、その罪の大きさに
後悔し、目を覚まし、自己を顧みて死を迎えます。そういうゆづる自身の反省の念も
許される方向に行けたと思います。
「愛なんかない」から数年たって続編「愛してる」を連載して、昔の読者様が復帰して
アクセスも多かったんですが、「月光」は内容がかなり風景も変わってしまい、
訪問してくれるかなと心配でした。でも、逆に愛してるよりアクセスが増えました。
ただ多くの皆様は松坂が出てくるのを待ってたんじゃないかと思います。
月光で冬馬が登場したのがピークで、冬子ちゃんで代理エッチをしてから
アクセスが減りました。ゆづるは最後まで女とエッチしないでほしいという方々が去ったんじゃないか??と思いました。本当にごめんなさい。しかしゆづるがエッチしたのは冬馬ですう。
しかし身勝手な連中のせいで冬子ちゃんは何が何だか分からずエッチしてしまい、
ゆづると冬馬の間に出来た?子供まで出来て、とんでもない奴らです。
たぶんゆづると冬馬は心から冬子ちゃんが恋をして再婚するのを願っているはずです。
一定数アクセスが減りましたがそれでも最後までたくさんの方に読んでいただけて
嬉しかったです。主役の死後も気にしてもらえて感謝です。
冬子ちゃんが本当に優しい子でゆづるも女性不信の病が治りました。
冬子が笑顔で生きるその目を通してゆづるは愛情を与えてもらえる感じです。
さて、次回はあの不人気「ソウルブレド・サラリーマンナイト3」を予定していましたが、
その前にちょこっと別の話を入れることにしました。
ずっともやもやイメージしてた短編です。
「甘栗総司の場合」というタイトルです。エンムブック1を読んでいただいていらっしゃる方には
なじみの脇キャラ総司。堅物なサディスト。総司の裏側は総司登場当初からほんわか
イメージしてたんですが、それを書いてしまって脳内をすっきりしようと決めました。
総司という脇キャラで、果たしてどのくらいの方が読みに来てくださるか??
元々エンムブック2は晃と旬のシリーズの
スピンオフで始めたので本来の目的でもあります。すっかりスピンオフオフして転がりまくって
いますが。では総司の物語に少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
また来てね。
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