責められて

 御堂も普段

 社内では見せない

 感情的な顔になった。
「ああ、俺だよ!

 あの娘を救う

 方法があれしか

 思いつかなかったんだ!」
「そのお前が

 封印しておいて

 分からないって

 どういう意味だ!!」
「封印したのは

 彼女を守るためだ!

 お前は

 ソウルブレイドでの

 戦闘を知らないだろう?
 お前が見ているのは

 データだけだ。

 中で俺たちは

 全員死にかかったんだ!!!!」
「死んでただろうな、

 ソウルブレイドの

 データごと全員。

 それを俺が

 食い止めたんだ!」
「この野郎!!」
 何も分かっていないと思い、

 余りに腹が立った御堂は

 座っている堂島の

 襟を引っ張って
 殴りそうになった。
 堂島は手で

 顔を防御し、

 御堂を脅す。
「いいか御堂、

 ここで喧嘩している

 暇はないぞ。

 あの娘の霊魂を

 元に戻すのが先だ。
 あの娘が

 死んでもいいのか?」

 

 

 

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