「俺を殴って

 それで解決できるか?
 俺たちが

 揉めてるうちに

 あの娘を死なせて

 もいいのか?!

 どっちが悪いとか

 そんな話で時間を

 無駄にするより

 助ける方法を

 見つけるのが
 先じゃないのか?! 」
 死というワードで

 御堂は強張った。
「…無事なんだろう?

 さっきそう

 言ったじゃないか?」
 御堂の腕を

 強く払って、

 堂島はヨロりと

 立ち上がり説明する。
「お前、

 魂が封印されてるんだぞ?

 無事なわけないだろう?

 元に戻せなかったら

 死ぬかも
 しれないんだ。

 揉めてる暇はないんだっ!!!」
「ソウルブレイドで…

 被害者がでるのか?

 玉を壊せば元に

 戻せるんだろう?」
「そんな簡単なわけない。

 話は複雑だ。」
 青ざめた堂島と御堂は、

 問題を解決する

 ために頭を

 冷やそうとお互いに

 思った。

 

 

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