堂島の

 高層マンションで

 堂島に出来る

 手立てはもう

 何もなくなり、

 霊魂封印魔法を
 プログラムに

 連動した一成に

 来てもらうしか

 打つ手はない御堂は

 疲労した表情で
 声を出した。

 しかし声は疲れの

 せいで普段より

 かすれていた。
「もしもし、千堂、

 挨拶は抜きだ。

 緊急でこっちに

 来てもらいたいんだ。」
 男の声が

 話し始めて、

 梓はホッとした

 顔になった。

 一成は苦笑いだ。
「御堂さんですね?

 堂島さんは

 どうしたんですか?

 話してくれないから

 浮気相手じゃないかって
 妻が誤解して

 凄く怒られて僕は

 非常に困ってます。」
 幸せそうな

 幼い夫婦の戯言

 だが、

 御堂の表情は

 緩まなかった。
「悪いが

 それどころじゃない。

 問題が起きて

 お前の助けが

 すぐに必要なんだ。」
 
 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ  
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
今日もご訪問ありがとうございます。

いいねをいつもありがとうございます。