オモチャが好き

 というわけでもない

 裕也の上辺の営業

 だから押しが

 足りなかったの

 かもしれない。

 ヒヨピーを買ってくれた

 子供たちも

 こんな風に

 手のひらサイズの

 友達として楽しんだり

 心の支えになって

 くれてるんだろうかと

 ヒヨピーの可能性が

 やっとわかった。

 子供だけじゃない。

 大人にも何でも

 本心を話せるヒヨピーが

 必要かもしれない。

 もっともっと

 たくさんの人の

 心の支えになって

 ほしいと実感した。

 とはいえ

 このヒヨピーは

 まひろだから、今は

 まひろヒヨピーが

 何かしゃべって

 くれるだけでも

 心から嬉しい。 

 販促でもち歩いた
 ヒヨピーには

 感じた事のない

 愛情で小さな

 オモチャと話している。
「え?まひろの好きな

 おかずだよ?」
「ピー。ピー。」
 まひろはお金と食材が

 もったいない、

 あたしは食べないから

 買わないでと

 言っているが
 AIは初期設定だから

 色々長く

 話し出すとまた

 ピーピーしか

 言えなくなった。
「何が言いたいんだろう?

 ……。」
 裕也は少し考えて、

 まひろなら

 もったいないって

 思うかと 

 ハッと気づいた。
 

 

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