ずっと背中を押され

 ながらもなんとか

 階段を転ばずに

 降りられて

 駅構内から

 改札を出たら
 ちょっとホッとした。
 この駅はいわゆる

 オフィス街で

 色んな企業の

 会社の自社ビルや
 オフィスビルが林立し、

 駅を出た人々は

 自分の職場に

 吸い込まれる

 ように歩いていく。
 裕也のオフィスは

 駅から徒歩3分くらい。

 会社の入った

 ビルが近くなって

 そろそろ
 まひろヒヨピーを

 バックから出そうかな

 と考えながら

 歩いていた裕也の

 足が止まった。
 急に裕也が

 止まったので

 後ろを歩いていた

 人がぶつかり

 怒鳴った。
「急に止まるな!」
「す、すみません。」
 裕也が進めなく

 なった理由は

 ビル入り口少し前に

 男が立っていて、

 裕也を見ていたからだ。
 男は20代、

 髪は無造作で、

 服装もカジュアル。

 というか

 何でもいいから

 服を着ていれば
 いいという感じで

 仕事をしている

 会社員には見えない。

 その男は朝の

 出勤途中の会社員

 ばかりの人の

 流れの中で雰囲気が

 浮いていた。
 

 

 

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