お屋敷の中は

 予想通り

 広くて豪華で

 良い香りがした。
 広い

 ダイニングルームに

 10人掛けの大きな

 ダイニングテーブルがあり、

 お嫁さんと

 お手伝いさんが

 いそいそ夕食の
 支度をした。

 裕也を席に

 着かせると次々

 食事を持ってくる。
「うわあ。

 凄いご馳走ですね。」

 とか言ってはいるが

 内心早く食べて

 帰るつもりだ。
 裕也が居心地

 悪そうにご飯を

 食べてる間、

 横に置いた

 まひろヒヨピーが

 おばあさんの
 話し合い手になった。
「オバアチャン、

 ミカチャンニ

 アイタイノ?」

 おばあさんは

 娘の声の正体が

 オモチャだと

 分かったが

 それほどショックでは

 なさそうだ。
「オモチャが

 しゃべってるの?

 可愛い声ね。

 娘が帰ったら

 見せてあげたいわ。
 お兄さんこれ頂戴よ。

 何万円でも出すから

 娘に頂戴よ。

 あの子こういうの

 大好きなのよ。」
「こ、これはダメです!!!

 ぼくの宝物です。」

 何故だかみんな

 まひろヒヨピーを

 欲しがる。

 

 

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