息子さんは裕也、

 御堂、営業課長を

 見回しここに

 自分から出向いた

 目的を告げた。
「私の父は中条デパートを

 経営しています。」
 課長が

 え?という声を

 喉の奥で漏らした。

 その百貨店は

 マイナーではあるが
 大都市圏の駅前に

 古くから陣取って

 現代に生き残った

 老舗の店なのを

 課長は知っていた。
「実は中条の資本に

 助けられて、私は

 〝いちごミルク″

 という0歳児からの
 子供服と雑貨の

 専門店を全国に

 持っています。」
 また課長が反応した。

 課長夫婦は

 子供を連れて

 よくその店に

 買い物に行くからだ。
 それで営業課長が

 裕也より

 前のめりになって

 息子さんの話を

 よく聞こうとしている。
「父が経営している

 百貨店本店の

 フロアに第一号店を

 開店してから

 順調に売り上げを
 伸ばして今では

 中条デパートが

 ない地域にも

 テナント店を拡大して

 100店になりました。」
 100店と言った時、

 息子さんは無意識で

 少し声が大きくなり、
 自分の成功を

 誇っているような

 自信たっぷりの

 表情に見えた。
 

 

 

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みなさ~ん札幌は3度目の緊急事態に入りました~

しかも今日は札幌だけで200超えるそうです。

この冬は大変なことになりそうですが、

うがい手洗いマスクに緑茶の茶葉で乗り切りましょう~~

みんなで頑張ろうね~~