離婚と言われてから

《体験談》一人暮らしの食費と光熱費。平均の3倍になっていた!

私は20代に婿養子で結婚しました。その後、離婚することになります。すると、家を追い出されることになり、一人暮らしが始まるのです。

慌てて、部屋を探して引っ越しました。

急に始まった一人暮らしでしたが、掛かったお金は妥当なのか?疑問に思ったので調べてみました。

 

↓この記事の続きです。

暗闇の中一筋の光に咲く花
《体験談》離婚からの一人暮らし。初期費用を計算する。私アガイは、20代で晴れて結婚して、婿養子になりました。 すぐに息子が誕生してくれて、幸せな結婚生活でしたが 10数年後に「...

一人暮らしの食費

ハンバーガーの食材をまな板に並べる

当時の私の食事は、パスタとサラダだけでした。

自分の食べるものは、毎日適当でした。

この電子レンジでパスタができるアイテムを購入して、ガスを使うこともほとんどありませんでした。

 

初めてのひとり暮らして、孤独がつらいのです。

だから夜になると、部屋に一人でいられなくなります。行く宛もないので、とりあえずスーパーに出掛けます(笑)

夜のスーパーは「半額」と書かれた、シールが貼られた商品が多い。

まさに夢の国です(笑)

大きなサラダでも「半額」なので、よく買って食べてました。

 

このサラダとパスタだけなら、食費の節約でもできます。しかし、カダラに良くないので、真似はしないほうが良いです(笑)

一人暮らしの食費平均

そんな危険な食事をしていたので、食費は月に1万円もかかってませんでした。

この一万円が妥当なのか?調べてみました。

平均的な食費を調べると、月30,000円が一つの目安になっています。

中には月に6,000円も使わない、ツワモノな節約家がいました。逆に月30,000円=1日1,000円!ということは1食に333円しか使えない!そんな食費じゃ無理だ!と言う人もいました。

 

更に調べてみると、総務省が調査を行った結果がありました。それがこちらの表になります。

単位:円平均
~34歳35~59歳60歳~~34歳35~59歳60歳~
支出44,30748,69555,75243,70132,15941,10141,109

※出典:家計調査2017[単身世帯](総務省統計局)

一人暮らしをしている世帯を、対象にしたデータです。

1ヶ月の食費は平均で見ると、約4万4千円なるようです。

当時の食費を考えると、かなり節約していたことが分かります。しかし、削った食費は何処にいってしまったのだろう(笑)

 

最高額が男性の35~59歳が55,752円で、最少額が女性の~34歳までが32,159円になり、その差は23,593円にもなります。

いわゆる「独身貴族」と呼ばれる人がこの世代でしょか?平均額を上げてます。



一人暮らしの光熱費

一人暮らしをしていると、自分一人だから食費以外にも節約できるんじゃないか?という考えが浮かびます。

そこで毎月の支払いを確認して「光熱費」が気になりました。

水道代、電気代、ガス代の3つです。こちらも平均は幾らぐらいなのか調べてみました。

早速ネットで検索してみると、一番目にしたのは約1万円でした。

広大な草原に並ぶ巨大な送電線

光熱費の平均

先程の同様に総務省の調査結果が公開されてました。

電気代 5,852円、ガス代 3,104円、上下水道代 2,142円

※出典 2018年一人暮らしの人の光熱費 総務省

となってます。1年間の平均の金額で合計すると11,098円になります。ネット上で言われていた約1万円に近い数字になりました。

 

私が一人暮らしをしていた部屋は、ちょっと古いエアコンが1台設置されていました。

夏と冬はそのエアコンに頼り切っていたので、電気代だけで月に2万円になりました!

当然ながら冬は寒いので、お湯を使います。プロパンガスだったので、単価も高いですが月1万円になってました。

冬はガスと電気の2つだけで約3万円になり、平均の3倍!?となると悔しくなり(笑)節約に目覚めていきます。

光熱費の節約術

私が実践していた、節約方法です。

エアコンの設定温度

すぐに思いつくのは、エアコンの設定温度です。少しでも下げれるようにします。

冬はカーテンを断熱できるモノに変えましょう。窓ガラスにも百均で売っている断熱材を貼るだけでも、熱が逃げにくくなり設定温度を下げることが出来ます。

夏にも断熱カーテンが活躍してくれます。

更にサーキュレーター・扇風機を使い効率よく温度を下げましょう。

 

そしてエアコンは付けっぱなしの方が節電になります。長時間でなければONのままにしましょう。

エアコンが一番電気を使う時は、電源を入れた時と設定温度を変更したときです。

グレーの壁に取り付けられた室外機

待機電源を無くす

次に思いついたのは「待機電源」です。

平日の昼間、誰もいない部屋なのになに待機してんねん!と思ってしまいました(笑)

これを無くすために、電源タップを買いここから延長コードを伸ばしてました。

出かけるときに、このスイッチをOFFにしてました。このタップに接続された、家電の主電源が簡単にOFFにできます。

テレビ録画の予約などをしている機器は、別のコンセントにしておかないと録画がされなくなってしまいます。

主電源をOFFにして問題無い機器だけにしましょう。

毎日シャワー

これは余りお勧め出来ませんが、冬でもシャワーで済ませてました。

「ビシャビシャになるから」お風呂が嫌いなのです(笑)

という自分の個性を活かし(笑)寒くても毎日シャワーにして5分位で終わります。どのくらいの効果があったのか分かりませんが、ガス代、水道代ともに節約になります。

 

でも寒い時期にはゆっくり温まることで、健康も維持できます。無理しすぎて病気になって治療費が掛かってしまうと、節約も意味が無くなりますので程々にしましょう(笑)

冷蔵庫の温度

冷蔵庫には、温度設定ができるモノがあります。

私が使っていた冷蔵庫は小さいモノでしたが、弱・中・強の三段階に設定できました(笑)早速その設定をいじり夏は「強」にして、涼しくなってきと思ったらすぐに「弱」にしてました。

季節に合わせた設定で節電になりますのでお勧めです。更に気にしていた3つのポイントはこれです。

  • 詰めすぎると冷えるまでに時間が掛かるので隙間を空けていれる。
  • 残った食材を温かいまま入れると冷やす為に電気を消費する。
  • ドアを開けっ放しにすると冷気が逃げる。

冷蔵庫は電源を入れっぱなしなので、気をつけてました。

エアコンの買い替え

最後は買い替えです!

私が住んでいた部屋の冷暖房は、エアコンだけだったので頼りっぱなしでした。

そのエアコンを調べてみるとかなり古い機種で、省エネの文字がありません!

10年前のエアコンと現行のエアコンの電気代を比較すると、年間の電気代が3,000円~4,000円位の差が出てきます。

ただ、賃貸だったので買い換える訳にもいかず、そのまま我慢しながら使用してました。

 

ちなみにエアコンが設置されている賃貸の場合、買い換えるときには管理会社や大家さんの許可が必要です。

勝手やってしまうと現状復帰と言われ、余計なお金を払って元に戻すことになります。

 

賃貸じゃない場合は、自由なので買い替えも視野に入れましょう。

エアコン本体の値段ではなく、年間電気代を見て計算することをお勧めします。

省エネレベルの高いエアコンは本体の値段も高くなりますが、使用する年数を計算するとお得になることが多いです。

 

 

こうして節約に励み、電気代は冬でも1万位までに落ち着かせることができました。

出来ればガス会社も変えたいと思いましたが、選ぶ権利は大家さんか管理会社にあるので、自由化されたとはいえ自分の好きな会社、料金が安い会社に勝手に変更することは出来ません。

でも、相談は出来そうなので一度連絡するのも良いと思います。

誰にも連絡出来なかった

離婚ショックから、お金さえあればなんとかなる。お金だけあれば良いと思い、無理な節約をしてました。

ただ部屋に一人でいることも辛くなり、夜な夜なスーパーへ出かけてそのまましばらく車で走り回ってました。部屋に一人でいるよりも気分が少し楽だったのです。

しかし節約と言いながらガソリンを無駄に使う、良く分からない状態でした(笑)

 

この状態に自分なってしまったことを、友達でも話すのが恥ずかしく怖く感じてしまい、誰にも話せなくなってました。

今思えば、友達に早く連絡して、早く話していればもっと楽になっていたと思います。

 

何かの本で読みましたが、辛いと思ったらすぐに言える人や場所を、普段から作っておくことが大切だったのです。人との繋がりは大切なのだと反省してました。



ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。