私は、これまで、
ピアノを、たしなんで来たが…、
もちろん─、
人前で演奏するなどというレベルでは到底なく、
所詮は、素人の趣味の域を出るものではないものの、
それでも─、
レッスンにおいて教わることは、
大変、有意義なことが多く、
それらの多くは─、
音楽以外の場面に当てはめたとしても、
留意すべきことと言える。
ある時、ピアノの先生は、こんな話をされた。
◆◇◆◇
コンサートにおいては、演奏者が、
ステージに登場した時点で既に "演奏" は始まっている。
その段階で観衆は、その視覚イメージにより、
演奏者を判定してしまう。
従って─、
その段階で "高評価" を得られれば、
たとえ、演奏が多少イマイチだったとしても、
観客は、間引いて聴いてくれる。
逆に─、
最初の段階で悪印象を与えてしまうと、
実際の演奏がどれだけ完璧でも、
低評価しか得られなかったりする。
だから─、
決して、演奏の中身だけで勝負しようなどと、
思ってはいけない。
多少の目鼻立ちなど、
せいぜい、5メートルも離れていれば分からない。
しかし─、
所作振る舞いは、50メートル離れていても分かる。
役者ならだれでも知っているように、
顔の特徴やアクセントや身振りよりも、
歩き方や物腰に性格が出るものなのだ。
『 奇術師 』( クリストファー・プリースト )
動作美男、動作美人であれ。
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