平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

MOTHER マザー

2020年07月05日 23時59分44秒 | 映画・ドラマ・アニメ
金曜日に観に行った映画の最後の3本目は、「MOTHER マザー」。
長澤まさみが主演で、本人も全く共感できる部分がないというひどい母親役を
演じているところと、この物語が実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」
をモチーフにしているというところで、観てみたくなった映画だ。

あらすじは、男たちと行きずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた
シングルマザーの秋子は、息子の周平に異様に執着し、自分に忠実であることを
強いてきた。そんな母からの歪んだ愛に翻弄されながらも、母以外に頼るものがない周平は、
秋子の要求になんとか応えようともがく。身内からも絶縁され、社会から孤立した母子の
間には絆が生まれ、その絆が、17歳に成長した周平をひとつの殺人事件へと向かわせる。


いや~、思った以上に長澤まさみ演じる母親が本当に悪女ですね。子どもが小さい時から
身内にお金借りに行かせて借りることができなかったら怒ったりとか、日常からパシリ状態。
学校にも全く通わせないし、二人目の子どもは何処で生んだんだ?ってのが若干疑問ですが。
少し大きなったら、今度は働かせてもらってる先で盗みまでさせるし。ろくでもない親だよ。
自分は働きもせずパチンコやって、いきずりで男と寝て・・・。
1回、周平にも転機のチャンスはあったけど、親子関係を断つことはできなかった。映画の
台詞にもあったが、こういうのを共依存の関係というらしい。怖いね。
母親の「なめるように育ててきた。」、「自分の子どもをどうしようと私の勝手。」この辺の
台詞が全ての行動原理なんですよね。17歳にもなれば母親から離れることも考えれるだろうと
普通は思いますが、そこが共依存の関係の親子なんでそうは簡単にいかないんですね。
救われるところが全くない物語ですが、人との関係や子どもを育てることについて等色々考えさせてはくれます。









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