なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

藤川球児

2020年11月10日 23時13分04秒 | 激愛タイガース
LINDBERGの「EVERY little thing EVERY Precious thing」が流れる。

甲子園の空気が変わる。

満を持して、リリーフカーに乗った背番号22番が現れる。

大きく揺れるライトスタンド、レフトスタンド。

リリーフカーを降りた背番号22番がゆっくりと甲子園の、最終回のマウンドに歩み寄る。

この直後に、それは起こる。
張り詰めた空気を切り裂いて、狙っても打てない火の玉ストレートがミットに吸い込まれる乾いた音。

阪神ファンは勝利を確信し、相手ファンは絶望する。

それが、それこそが阪神タイガースファンの誇り、球界の宝、藤川球児。

涙のヒーローインタビュー。
根性の10連投10連勝。

阪神ファンはそんな球児を愛し、球児も阪神ファンを家族と表現してくれた。

大リーグから帰ってから阪神に復帰すると、一部のファンから不良債権だとか、もう終わった投手とか心無い言葉がとんだ。
それでも球児は、阪神ファンのために必死に頑張ってくれた。

ファンの心を、言葉を体現することを第一に投げてくれた22年。
本当に、藤川球児は阪神ファンの誇りであり、愛すべき史上最強の投手だ。

打たれて負けてしまっても、球児が打たれたのなら仕方ない、そう言わせるほどの信頼をファンは持っていた。

引退なんてして欲しくない。
今日の試合を見た?
阪神はまだまだ球児を、その精神を必要としているのに。

阪神タイガースの選手として、打倒讀賣の象徴的な存在は、唯一無二。
そんな球児を、なりとろは心から愛していた。

↑サンケイスポーツ様から転載させて戴きました。良い写真です(*^^*)

コロナが憎い。
コロナがなければ、もっと球児に会えた。
もっと球児を応援できた。

引退セレモニーも、満員の甲子園で大歓声に包まれて行われていたはずだったのに。
胴上げすらできないなんて・・・


明日から、もう、阪神には球児がいない。
あの、火の玉ストレートも見ることができない。
とにかく寂しい。
とにかく寂しい。
とにかく寂しい。

球児、ほんとうに今までありがとう。
絶対に、監督として戻ってきてくれるよね?
もし戻ってきてくれるなら、采配に文句は言わないよ。
どんなに負けたとしても、責めたりしないよ。

待ってるから!!

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