両親が、私の生まれた年に人形を、それから毎年少しずつお道具を
揃えていってくれた おひなさま達。
今は、7段の階段も、お道具もありません
ぼんぼりの台が、実はひなあられを乗せる台だったり
五人囃子の太鼓のばちが、つまようじだったり・・
お内裏様のしゃくは白のセルロイドを切って作ったものです
お顔をなでなでしてるうちに眉毛が消えてしまった子や
首が抜けてしまって、あわてて差し込んだ子もいます
私たち姉妹が嫁いだ後も、長いこと実家で飾られていましたが
お人形を飾るのが大変になったと言うので、我が家に引き取り、
お内裏様だけを飾っていました。
「今年も飾ったよ」と、連絡すると「そうかそうか」って喜んでくれました。
そんな両親も亡くなり「次に飾ったら、供養に出そう」と思いつつの今です。
玄関にお内裏様を飾ったというお話を聞いて、私も玄関にと思ったのですが、
出窓にお内裏様を、その前にテーブルを置いてお雛様たちを並べました
女子はみんな、「うちの子が一番美人」とか
「一番かわいい」って思っているんですね。
もちろん私もうちの子が一番って思っています。
五人囃子の右はし「扇を持つ謡い手」と私はよく似ています
今年も、「またね」って言って箱にしまうことになりそうです。
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コメント
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それが一番です。
我が家のおひな様は娘のものなのです
私のではないのが悲しいです
お雛様には「これからもよろしくね」と話して押入れに。
今は五月人形が・・我が家は五月人形飾りっぱです。