築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

おかずに最適!シリーズ(笑)

2019-12-06 09:17:16 | Weblog
今日は昨日以上に本マグロが少なく、代わりにバチはそこそこあったんですが
天然も養殖も極端に品薄な本マグロの状況。
近海の物は小マグロの津軽海峡と、それと気仙沼で水揚げされたという謎の
『太平洋沖』という産地の大きい天然の本マグロ。

「太平洋沖って・・・・範囲広すぎ(汗)」

ただの太平洋沖なら南半球も太平洋沖ですからね(^^;)
じっさい、チリ沖なんかはイメージ無いと思いますが、冷凍バチなんかでは
良い漁場なんですよ~水も冷たそうですし(笑)
でもこれで良いんならそのうち
『北半球』とか『南半球』とか・・・究極は「地球」ってなったりして(笑)
まぁこれにはいろいろと難しい問題も絡んでいるようなので、私からはこの辺で(汗)


ということで、本マグロは少なかったんですが、メバチが多くて助かりました~
ただ数あった割には浜値が高くて結構セリ残ってましたね。
産地は塩釜に銚子、あとは千葉の勝浦ですが、塩釜のバチが脂乗ってて良いですね!
色気の良いのでしたら銚子産も良かったです(^^)

キハダが伊豆七島の島周りと思われる魚ですが、少し出ておりました。


それにマカジキが波崎が5本に銚子が2本。
マカジキはこっち(豊洲)に来てからセリ場が生マグロと同じ場所になったために
魚を見る人、そして競る仲買さんも増えて相場はちょっと高くなりましたね~
マカジキ業界!?にとっては良いことだと思います。
以前は「高級」とされていた(らしい)冬のマカジキも、今ではすっかり
知る人ぞ知るのマイナーな魚。
もうちょっと評価されても良い魚だと思います。

ちなみに・・・「カジキマグロ」と言われてますが、マグロとは全くの別物。
そしてマカジキは、よくスーパーなどで焼き物として売られている「メカジキ」とも
全くの別物。
マカジキは何しても美味しいんですが、基本はお刺身用の高い?カジキです(笑)


そのマカジキも部位によっては格安に!
昨日に引き続きですが、ご家庭のおかずに最適な部位によって安くなるシリーズ(笑)



これはマグロで言うところの、腹の一番の大トロを外した部分と言いますか・・・
ちょうどあばらの部分ですね~
この部位は特にスジっぽさもなく、味もちろん美味しいんですが、
写真のように骨を取ると溝が出来てしまってキレイな柵にならないんですよね。
なので「アウトレット品」です(笑)

おかずには最適ですよ(^^;)



明日も品薄なようです・・・・
困ったな(汗)


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