「感」 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

「感」(※2倍速)


みんなに書いてもらうと、

筆順にバラツキが。

 

読めさえすれば

筆順どうでもいい説ありますが、


筆順の選び方によっては、

カラダ全体のバランスが

乱れてしまうことも。

 

階段で左足から上がるか、

右足から上がるかで

カラダのあり方がが変わるように。

 

三千年の書体史に揉まれ残った筆順には、

一定の普遍性があり、

美の構成要素にもなっています。

 

とはいえ、
「上」「取」「必」のように
複数の正しい筆順があることも。

 

「感」の場合は、どんな筆順を選べば、
心地よく、美しく書けるのでしょう。

 

まずは、自分のカラダに
聴いてみたいと思います。