小さな宇宙 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

小さすぎて、いままで、目にも止めなかった。
 

 
見れば見るほど、細やかな美しさ。
 
 
なんと、緻密。なんと、丁寧。
 
 
その香りで、そこに咲いていることを知らせてくれるのか。閉ざされた五感が、目覚めるような。
 
 
地ベタに這いつくばって初めて、その造形が見えてきたり、
 
 
陽光の当たり方で姿形も変わることに気付いたり、
 
 
止まっているようで、動きがあることを感じたり、
 
 
そのへんの何でもない景色の中に、果てしない宇宙があるものです。
 
 
自分が、こんなにも美しきものに囲まれているなんて知りませんでした。
 
スペースシャトルに乗ったつもりで、身近な宇宙への旅、また、出かけてみたいと思います。