先日、近くのフタバ図書で見つけた2冊の本。
1册は本棚の面展で並々と積み上げられていた広島レッドの装丁本。
もう1冊は対照的に極めてシンプルなカバーをまとったものである。
実のところ、今日の本題は当クリニックの求人についてである。
上記2冊の書評などおこがましいことをする気はサラサラないし、できません。
本題に大きくかかわることもあり、誠に恐縮ながら、これら2册を枕にして説明を加えたいと考える。
はじめに、赤いカバーの本『社長の鬼原則〜どん底からはい上がった壮絶な実体験に基づく社長としての人生哲学〜』(かんき出版、2018)より。
噂には聞いていた広島市在住の板坂裕治郎 氏の書き下ろし。
壮絶な事業経験の末に見いだした独自の経営哲学、理論により、転身したコンサル業を通して迷える経営者2000名に光明を与え、現在もそのノウハウを伝授すべく全国を飛び回るという。
個人的にたいへん興味をそそられる御仁の著で、熱量に満ちた筆力で語られる、実体験ベースの”言の葉”にグイグイ引き込まれた。
闇金にまで手を出した借金、倒産危機、同じような境遇で自死を選んだ知人達、自殺寸前まで追い詰められた筆者が再生の道で誓った信念が、『金のために命を絶つアホをなくす』だったという。
とにかく、熱い。
歯科診療所を営む一経営者者として、圧倒的な迫力を持って突きつけられる匕首が何度も胸に刺さった。
ありがちな拝金ビジネス書になっていないところが、多いに共感できる。
さて、本題にかかわる部分に話を戻そう。
当院では、今、一緒に働いてもらえるスタッフを募集している。
急募である。
この”一緒に働く”という意味は、決して同じ空間であくせく働くことだけを指していない。
当院のモットーをよく理解し、共有していただくことが根底にある。
『安全・安心の医療を、おもてなしの心をもって伝えたい』
このモットーは、幼少期に受けた自身の歯科治療の経験がベースになっている。
おそらく、私たちの年代では多くの人が経験したであろう、治療への恐怖、痛みの連想と体験。
ご多分にもれず、自分も通院が滞り、止める再開の繰り返しだった。
もう7年前、このブログを始めた当時、当院のモットーについてのした記事がある。よければご参照いただければ幸いである。
1)クリニックのモットー その1
https://ameblo.jp/nishinaka-d/entry-11276704137.html
2)クリニックのモットー その2
https://ameblo.jp/nishinaka-d/entry-11277544026.html
3)クリニックのモットー その3
https://ameblo.jp/nishinaka-d/entry-11278585449.html
4)クリニックのモットー その4
https://ameblo.jp/nishinaka-d/entry-11283302443.html
歯科の治療は初診で終わることは少ない。
モットーを凝縮していえば、
”患者さんに途絶えることなく、長く通っていただくために”
に他ならない。
先の板坂氏の著書の中にもスタッフや求人に関して言及しているページがある。
以下、その中のあるページを画像として示しておく。
今日はここまでにしたい。