独学で試験勉強をする場合には、
自分でテキストや問題集を選ぶことになります。
それなりの規模の書店に行くと、
FP3級に関するテキストが並んでいます。
また、アマゾンや楽天ブックスなどの
オンラインで買うこともできます。
ネットショッピングは便利ですが、
内容の確認ができないため
(数ページだけ見ることができる場合もありますが)、
お勧めは、やはり書店に行って実物を確認するという方法です。
自分が使ったテキストは、こちらです↓
このテキストの感想は、
可も無く不可も無く…といったところです。
書店で何冊か立ち読みして選びました。
このテキストを選んだ一番の理由は、
『6日で完成』というフレーズが表紙にあったからです。
しかし当然、たったの6日で
知識の全くない状態から、合格レベルに達することは不可能です。
一度読んだことは忘れない…という稀な方は別として、ですが。
自分は試験までに、4回ほど読みました。
それでも、
テキストに載っていることすべてを覚えられたわけではありません。
欄外の応用知識は無視して、
本文だけを読みました。
それでも十分時間は掛かります。
全部で6単元あって、
6日で一回回すには、一日100ページ以上読む必要があります。
自分はそんなに集中力が続かないので、
2日で一単元進むのがやっとでした。
本テキストの内容としては、
十分本試験に対応できるだけの情報が載っています。
また、内容全てを理解できなくても、
大丈夫だと思います。
中身は、黒と赤の2色刷りで、
自分にはこれが結構辛かったです。
赤字部分が重要なのはよく分かるのですが、
赤のインクが鮮やか過ぎて、
目がチカチカしました。
テキスト選びは、
内容だけではなく、
見やすさやレイアウトなどの視点からも
検討が必要だと思います。
本テキストには、
赤字を隠して理解度チェックできるシートが付いているのですが、
目が痛いので、
全然使いませんでした。
本試験を終えての感想ですが…
このテキストでは赤字になっていなかったところが、
試験で問われる問題が一問ですがありました。
また、テキストでは見たことのない知識の出題も何問かありました。
新内容の問題が出されることは想定内ですが、
テキストで軽く扱われているところが問われると、
ちょっと悔しかったです。
見たことある内容なのに、
ちゃんと覚えていない…というのは
歯がゆいものです。
それから、
このテキストは、学科試験には十分対応できますが、
FP協会の方の実技には対応できていません。
別冊で実技の問題集が付いていますが、
きんざいの試験向けの問題がほとんどです。
自分がとった実技試験の勉強方法は、
また改めてご紹介したいと思います。
最後に余談ですが…
先日書店に行ったところ、
このテキストの新年度版が出ていました。
巻かれた帯に
『売上№1テキスト』と書かれていたので、
このテキストの評価はかなり高いようです。
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